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2023年2月 シンガポール旅行記 その②
2023年2月に訪れたシンガポール旅行記の続きになります。
2日目はシンガポールの観光スポットを巡るべく、朝早くから行動開始。朝食は「ヤクンカヤトースト」でツナサンド&カヤトーストを食べました。
日本にも進出しているチェーン店ですが、情弱なのでシンガポールに来て初めて存在を知りました。「カヤトースト」とは、こんがりと焼かれた薄めのトーストの間に、「カヤジャム」が挟まれたシンガポールのソウルフードの1つです。サクサクのトーストに、ココナッツ風味が効いたカヤジャムの組み合わせは、マンチェスターシティの選手に例えるとホーラン×デブライネとも引けを取らない程、相性抜群でした。ツナサンドもボリューミーながらこれまた絶品で、朝から食欲が止まりません。誰か止めて欲しい。
温泉卵はセットでついてきます。そのまま食べてもよし、混ぜて食べてもよし。食べ方は人によりけりだそうです。
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こちらでも、コピを飲みました。練乳入りコーヒーなので抜群に甘いのですが、この甘さが何とも癖になります。そういえば、ベトナムでも練乳入りコーヒーを飲んだので、東南アジアでは主流なのかもしれないですね。
3日目の朝食でも空港のフードコートでカヤトーストを食べましたが、トーストはシナシナでクオリティが段違いだったので、シンガポールでカヤトーストを食べるならば、絶対に「ヤクンカヤトースト」で食べるべきだと思いました。
朝食後は、「リトルインディア」へ。
シンガポールは移民で構成された多民族国家の為、上記のインド系が集まる「リトルインディア」や、中華系が集まる「チャイナタウン」、アラブ系が集まる「アラブストリート」等、街中にコミュニティが形成されています。
その為、文化も宗教も多種多様。少し道を歩けば仏教の寺院やヒンドゥー教の寺院、イスラム教のモスクが点在しております。
その中でも、「リトルインディア」の中心地に聳え立つ「スリ・ヴィーラマカリアマン寺院」は入口屋根部分の神々(?)の密集具合が圧巻でした。
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こちらの寺院はヒンドゥー教の神の中でも知名度トップクラスを誇る、破壊神シヴァの妻であるカーリーを祀っているそうです。一説によると、凄まじい凶暴性を持った神だったそうで、プロフィール欄の好きなものには「血と戦闘」と書かれていたそうです。
調べると、イメージ写真だけでも清き心を持っている様な神では無いことは明白でした。
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持ち物に生首が必ずある女性って、凄いですね。
生首ネックレスも当時のトレンドだったのかもしれませんね。
話が逸れてしまいましたが、インド版ドン・キホーテ「ムスタファセンター」が開店するまで、少し街を散策。治安の悪さは全くなく、仮に女性1人でも恐らく問題なく歩けるような雰囲気でした。
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「24時間」と表記がありますが、実際に開店したのは9時半すぎでした。
店内は西友、マツキヨ、しまむら、ヨドバシカメラが集約されているかの如く、ありとあらゆる商品が揃っているドン・キホーテの巨大版。あの音楽を流したら完全にドン・キホーテです。
こちらでは、ほっちさんにオススメいただき、シャワーの時にも使わせていただいたアーユルヴェーダの石鹸を購入。匂いもいい香りで、洗い上がりの肌がしっとりするので、乾燥肌の人にもオススメです。
帰国便の重量制限さえなければ、バカスカ箱買いしたかった……今度訪れた際は、バカスカバチボコに箱買いしようと思います。
次に訪れたのは、インスタバエが生息し、フォトジェニックなスポットでもお馴染み「クーン・セーン・ロード」。
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1軒1軒が鮮やかで可愛らしい外観をしており、パステルな色合いだけでなくビビットな色合いのお家もあり、まさに「映え」なスポットでした。
実際の一軒家として建っているので、写真を撮っていると窓から住民の方が声を掛けてくれました。今まで数多のインスタバエ混合種に遭遇してきただろうに、何て寛大な心をお持ちなんだ…と心の中で感動しました。
お昼が近づいてきたので、次に向かったのはチャイナタウン。ずっと「ローカルフードが食べたい!」とほっちさんに我儘を言っていたので、オススメのお店に連れて行ってもらいました。
チャイナタウンのフードコート内にある「日日紅麻辣香鍋」。こちらの名物料理である、麻辣香鍋(マーラーシャングオ)が私の中のナポレオンが発起して革命が起きるくらいに美味しく、どどどどどストライクな料理でした。
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オーダー時に具材・麺・辛さを選ぶシステムで、調理後に店舗裏のカウンターで商品を受け取りました。
唐辛子が無数に入っているので、舐めてかかるとじわじわと辛さが襲ってきます。辛いもの好きを自称しながら、余りの辛さに耐えきれず、ほっちさんと共に唐辛子除去作業を実施しました。ですが、その辛さも含めて旨みが凝縮された具材や麺がほんっっっっとうに絶妙に美味しく、シンガポールで1番衝撃を受けた逸品となりました。
日本でも麻辣香鍋は食べれる所はありますが、この味以上の物に出会える事はないと思いました。
フードコート内はこんな感じ。THEローカル。これぞ、私が見たかったローカルな風景。
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一旦、お家に戻り「ファンタスティックビースト」に登場する尾野真千子と川島なお美を見つつ休憩後、アラブストリートへ。
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アラブストリートでひときわ存在感を放つこちらは、「サルタンモスク」。
礼拝堂は男性と女性で場所が異なり、シャワーで全身を清めてから祈祷を行うようです。
ヒンドゥー教は無数の偶像が寺院に君臨しておりましたが、イスラム教は偶像崇拝が禁忌なので、宗教毎によって寺院の雰囲気や祈祷の方法も大きく異なり、短時間で体感したギャップに驚かされました。
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路地には個性的な壁画が沢山あり、猿たちで錬成された大型キメラ猿も発見する事ができました。
アラブストリートを抜け、道を歩いているうちに独特な外観のビルがあったので、どうしても気になって入ってみる事に。
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後々調べると、「パークビュースクエア」というビルらしく、中には美術館もあるそうです。入口までも独特なオブジェがちらほらあったので、アーティスティックなエリアなのですね。
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ビルの中には、ハリーポッターの世界に出てきそうなカフェ兼バー。あまりの雰囲気の良さに、外からパシャパシャ写真を撮ってしまいました。
装飾が兎にも角にも細密で荘厳、天井はオペラ座を彷彿とさせる様なバルコニーもあります。こちらのお店は人気の為、予約が必須だそうです。
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その後、マリーナベイサンズに向かい、人生2度目のカジノを楽しみました。
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初カジノはラスベガスでのルーレット。ルールも赤か黒か、奇数か偶数か、数字毎にベットできるんだな!という事くらいしか知らず、とりあえず適当に1ドルずつ数字毎に賭けて、たまたま1つ当たって35ドルになったという経験があった故、今回もルーレットで行こう!と思っておりました。が、ディーラーが構えるルーレットは最低ベット額も中々に高額…ルーレットの台によってもベット額は異なりますが、もし高額ベットしなきゃいけなくなったらどうしよう…とひよった為、ディーラー付きのルーレットはやめておきました。
また、カジノ前にATMでお金おろすぞ!!っしゃ!!と意気込んでいたにも関わらず、結局ひよっておろさずに一旦ほっちさんに日本円5000円分をお借りしてカジノに挑むという小心具合。確実にカジノに向いてない。
1ドル等の少額から賭けられるのは、スロットやルーレット(電子版)だった為、そちらを挑戦する事にしました。
結果、得られた金額は0円でした。才能ゼロで草。
ラスベガスよりも最低ベット額が高いシンガポールのカジノに対し、5000円で挑もうとするひより具合、賭ける時もちまちま賭け、リターンが超少額という「お前何のためにカジノ来たの?」状態で終わってしまったので、もう少しカジノを勉強してからリベンジしようと思います。ほっちさん、お付き合いいただき本当にありがとうございました。
カジノの後は、マリーナにある「TWG」で一休み。
紅茶もマカロンもお洒落な味(?)で美味しかった〜
ほっちさんからいただいたチョコが美味しく、自分用に購入しました。お土産用に紅茶もいいなー、と思いましたが、中々高くてアレだったので、石油王の支援をいただいたらバカスカ箱買いしようと思います。
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シンガポール観光と食を思う存分味わいさせていただいた後は、火鍋の達人であるほっちさんの同僚の方と合流し、「海底撈火鍋(ハイディーラオ)」で火鍋を堪能。
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特に写真左下の「麻辣スープ」がピリッと程よい辛さで、自分で作るタレと具材との旨みがマッチし、こりゃ箸が止まりませんわ状態。1日のうちで朝昼晩、全て美味しい料理が食べられるなんてどれだけ幸せなんだ……
麺を注文すると、店員さんがテーブルの前で手打ちのパフォーマンスを見せてくれます。
麺を自由自在に操る店員さんは、ヌンチャクを操るブルース・リーともいい勝負だと思います。
初日から既にシンガポールに住みたい欲が生まれておりましたが、1日街中を歩いて、食を体験した事でよりシンガポールに住みてえ〜!!!となりました。
来世で石油王から支援をもらったら、ぜひ住んでみようと思います。
お腹も満たされたところで、シンガポールで行きたかったところの1つ、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」へ。
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巨大なツリーは様々な色にライトアップされ、幻想的な雰囲気を味わう事ができます。
日本では中々見る事ができない独得な風景でしたので、目に焼き付けておきました。緑色のライトアップ、綺麗だったな〜
そんなこんなでハンマカンマで帰宅し、シティの試合を観戦。1日目でシティの観戦をしたと記述しましたが、見たのは2日目の夜でした。記憶錯誤が起こってました。
3日目は帰国便が朝早くの為、そのまま空港へ。
ほっちさん、移動から食事から宿泊から観光まで、何から何まで至れり尽くせりお世話になりました。感謝してもしきれません。短い時間でシンガポールを存分に楽しめて、充実した旅行となりました。
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帰国便もシンガポール→クアラルンプール→羽田のルートだったので、クアラルンプールに到着後はマックでチキンバーガー的なものを食べました。味はよく覚えておりませんが、可もなく不可もなくといった感じでした。日本のテリヤキバーガーって改めて最強です。
チリソースを3つもつけてくれましたが、出番はありませんでした。
帰りは大きな遅延もせず、時間通りに羽田に到着。
小さな国ながらも、魅力が溢れるシンガポールはぜひまた訪れたい国の1つとなりました。
とんでもなく長くなってしまったので、一旦これで終了とさせていただきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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