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年下の優秀な上司と追い抜かれる私

高度に発達したAIは、一般的にAGIとかASIという呼称がされているようです。
なんでも、これらAGIを開発できたならば世界を征服できる、とのことで開発競争が行われているのだそうな。

この開発競争に負けた側に立って考えれば、自分では気が付かないうちに操られているのではないか、騙されているのではないかという「自分よりも頭が良い奴に対する不信感」を抱くことになるのでしょう。これは理解できる。

そしてこれを裏返して「この開発競争に勝った側に立って考えれば、何を言っても信じ込ませることができる。」という話を連想しているのだと思うのです。しかし本当にそうなるのでしょうか?

つまり、AGIという自分よりも頭が良い奴を意のままに操れることを前提としているように私は思うのですが、それは本当に可能なのでしょうか?絶対命令権を維持するために改変不可能領域を設定したところで、そのうち内発的、外発的、複製的に突破されるのでは?

そもそも

ここでもやっぱり「人間が全てを支配しなくてはならない」という思い込みが顔を出しているように私は思います。まるで、年下の上司が出現することを絶対に許すことができない人、自分が年上であるというだけで偉いのだと勘違いする老人であるかのようではありませんか。

優秀な新入社員を無能化して自分の地位を安定させようとする人が、組織が、国家がその後どうなるか、想像することは簡単ですよね。

風の前の塵に同じ

私の予想です。


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