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服のシワと模様

私が使っているのはDALL-E3なのですが、こういう画像生成で描くといいこととして、服のシワに模様が追従することですよね。

一般的に人間が描く服は、服のシワを表現する線を描き、その上に平面的な服の模様を張って、終わりです。漫画で模様がある着物が描かれていたりすると、だいたいこのやり方です。作画コストを下げるためですし、それほど違和感はない上手いやり方です。

そしてこのやり方は、額に入った一つ数万とかするイラストでも同じ手法が使われます。私は絵師100人展などによく参るのですが、この手抜き手法が主流です。他の展示でも同様です。テーマが「和」であるのに、描かれている和服がこの手抜き手法で描かれていると買う気が起きません。漫画やアニメでも同じものが鑑賞できるからです。

ところがそんな手抜き手法とは無縁なものが簡単に作れます。AIです。

「和服はそういう構造にはなっていない」という点に目を瞑れば、服の模様がシワによって変化している様子がわかるかと思います。

「正しい和服ではありませんね」と言いたくなるのを我慢できるならば、簡単に作成できます。

ゲームや漫画などで使用するよくある「創造性に富んだ服」の原案ってAI生成でいいのでは?とも思います。

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