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#32 ”わかりやすさ”をわかりやすく

わかりやすい人とわかりにくい人の違いはなんでしょうか?
私は一貫性や表情だと思っていますが、ぜひ他にもわかりやすさの物差しがあれば教えて頂けると嬉しいです。

今回はわかりやすさをわかりやすく伝えるためにどうしたら良いかです。

かくいう私は一人暮らしをするまで、あまりわかりやすいタイプではなかったです。
ご飯を食べて美味しくても小さくウンウンと頷くだけ。
良いことがあっても少しニコニコしてちょっと話をして終わり。
嫌なことがあれば、ムスッとしているけどこれは周りに伝わってるという、喜怒哀楽の喜楽以外は伝わるという、今思えば近寄りがたい人だったのではないでしょうか。モテなさそうです(実際、モテてませんでした)

今はそれじゃいけないと思ったので少しずつですが、直していて
・ご飯を食べたら、ちゃんと美味しいと声と笑顔で伝える
・良いことがあったら目に見えてニコニコして、声色も明るくする
・嫌なことがあった時は、切替を早くするか、人に合わない努力をする
・相手に気持ちが伝わるよう行動からわかるようにする
・理解を示すために、首を縦に振ったり、相槌を打つ
・よく会う相手には気持ちを小出しに伝える

他にもたくさん、気を付けていることはあります。
代表で挙げるならそんな感じでしょうか。

一番良いトレーニングになったのは、まず受けた感情を口に出して、そのあと理由を伝えることでした。
実際の具体例で言うと
「綺麗!この丸いフォルム!」
「楽しい!みんなでするBBQは!」
「気持ち悪い!タコは見るより食べるもの!」

などなど、感情を先に出して、伝える方が分かりやすく話も盛り上がります。

背中で語る美学は私も大好きですし、実際そういう男になれればいいなと思います。
ですが、背中で語れるのは行動がメインで、より自分らしさを伝えるためにはわかりやすさも大事です。
男性でよくあるのが彼女に対して好きと思っていても「言わないでもわかるやろ」と言わない。急に「前からずっと思ってたんだけど、別れよう」みたいなことです。
言わないでもわかるやろ発言も前からずっと話は正直、ダサいです。
よくある話ではありますが、全部自分勝手な表現なので言われた側の女性はたまったもんじゃないだろうなと思います。

一方で受け取る側の感度も大事です。
言ってくれないとか、わかりにくいとか聞くことがありますが、
聞いてないし、わかろうとしていないのではないかなと思う時があります。
質問力なんて言葉がありますが、”聞く”のではなく”訊く”
尋ね訊くと言ったほうが良いかもしれません。
自分からわかりやすく発信するのも大事ですが、分かりやすくするためには質問する方も試されるわけです。

お互いコミュニケーションを取り、自ら表現することでわかりやすく伝わることになります。自分から表現すること、これが大事なのではないでしょうか。

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