#29 価値観のギャップを理解する

世の中には色々な価値観があります。
例えば趣味もそうですね。

野球が好きな人。
サッカーが好きな人。
絵を描くのが好きな人。
ダンスが好きな人。
肉が好きな人。。。いろんな人がいます。

最近は性嗜好の自由も進んでいます。
(今は性嗜好という言葉自体が古いかもしれないですね)

このように人の好みや価値観、考え方は十人十色。
何が好きかは自分次第です。何を好きになるかを止めることはできません。
当たり前のことですが目の前の人を理解し、尊重し、受け入れるためには自分とのギャップを把握し、理解を示す事が大事です。

今日は少し、文化の話をします。
予め断っておきますと、僕は否定も肯定もするつもりはありません。
また、何かに所属したり信仰もしていません。
先日、友達と話をした時にギャップを知るという事で、一つ自分で考えてみると面白いと思うので書いてみます。

日本という国は、いろんな宗教の文化が合わさって四季が流れます。例えば、

初詣・・・仏教
クリスマス・・・キリスト教
節分・・・元は中国の追儺(論語)
ハロウィン・・・ケルト人の邪気払い
その他祝日(山の日海の日などの自然崇拝)

この他、お祭りなんかもそうですね。住んでいる場所でお祭りの中身は違うのでググってみると面白いです。
こんなお国柄ですが、大体の日本人は「無宗教です」と言います。実際、僕も無宗教です。日本人は生活に宗教が混ざりすぎて、感覚が麻痺しているだけなのですが、結構色んな文化に触れているわけです。

私は無宗教ですが、大学はキリスト教の大学でした。
世界的に見て、英語を話せる人より、キリスト教の信仰者の方が多いそうです。
 キリスト教>英語
英語を話せる人が約15億人。キリスト教信者は約22億人いらっしゃいます。

キリスト教やイスラム教を信仰している方は生活に礼拝的な行動が入ってきます。
この礼拝的な行動はその人が大事にしている価値観だから行うわけです。
でも自分の生活の中に、その行動はないのでびっくりしたり、拒絶するような行動をとってしまうかもしれません。
そこには考え方のギャップがあります。「お前もやってみろよ!」って言われたら拒否しても良いと思いますが、目の前の人がやっていることを否定することはまた別の問題です。

ここまで文化の話で膨らませましたが、相手のことを尊重するためには多くの考え方を理解したり、知識として知っておく事が必要です。
知っている上で受け入れるか、拒絶するかは大きく違います。

価値観のギャップは自分次第でいくらでも埋めれます。まずは受け入れるための知識と経験を持つ事が大事ではないでしょうか。

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