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イノベーションで社会を変えたい人のための起業家と作った起業の教科書

イノベーションで社会を変えたい人のための起業家と作った起業の教科書(トーマツベンチャーサポート著)

■事業の輪郭を作る
・Whyなぜその事業をするのか(ビジョン)
・Howどのようにサービスを提供するのか(ビジネスモデル)
・Whatどんなサービスを提供するのか(商品)
・Who誰にサービスを提供するのか(顧客)

-Whyが強いビジョナリー型
-Howが強いアナリスト型
-Whatが強い技術者型
-Whoが強い営業型
→バランスの良い体制が必要

原体験からビジョンを探る
ビジョンが会社を強くする

■どのように仲間を集めるか
リクナビ、マイナビ、ほかWantedly

・共感を呼ぶ方法
Self:起業家が自分のストーリーとしての経緯、思いを語る
Us:採用したい人材に同じ目標を目指す私たちのストーリーを語る
Now:今しかない、現在進行形のストーリーを語る

・創業期に人を採用する場合の3点
1:ビジョン
2:スキル
3:カルチャー

合わない社員が辞める道を用意し、組織のスピード感を維持。

■ファイナンス
企業時の自己資本額
1位:100〜300万
2位:100万未満
3位:300〜500万未満

・会社の登記費用:30万
・オフィスを借りる費用:数万〜数十万
・オフィスに設置する椅子など:数万〜数十万
・名刺・ロゴ・HPなどの制作費:数万〜10万円

資金調達先
1位:銀行などの金融機関
2位:ベンチャーキャピタル
3位:親族
4位:個人投資家

・自己資本に加えて、国や地方自治体の助成金や補助金の活用も。
→代表的な補助金:中小企業庁が実施する創業促進補助金
→研究開発型は総務省のICTイノベーション創出チャレンジプログラム
→日本政策金融公庫の新創業融資・資本性ローン
→参考サイト:「中小企業支援サイトJ-Net21」「ミラサポ」
・個人投資家やVCから株式発行による資金、エクイティファイナンス。
・クラウドファインディング
→代表的なものはキャンプファイヤー、レディーフォー、マクアケ、セキュリテ

・ステージ
シード(種)
アーリー(初期)
ミドル(成長期)
レイター(株式公開前)

→VCは投資する会社のステージが決まっている
→VCは7〜10年で投資回収を計画している
(IPOやM&A)

シードステージ

シリーズA:シード段階で見つけた仮設のうち確からしい部分の検証資金

シリーズB:事業のゴールに向かってガソリンを注入する資金

資本政策
1回の株式発行は全体株数の10%が一般的。
IPOまでに資金調達が4回あるとすると、上場するまでに
 ー経営陣が株式発行数の60%
 ー社外株主が40%

→VCに過半数を取得されると取締役を選任できる権利を渡してしまうこととなる。
→経営陣で3分の2は所有しておくのが望ましい

・議決権
3分の2以上:会社に対する決定的な支配権あり(合併、事業譲渡、新株予約権の発行など)
過半数以上:通常の決議に決定権あり
3分の1以上:重要な決議の拒否権あり

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プレスリリース
・会社のビジョンをキャッチーに
・具体的な数字を入れて説得力を
・2つの要素を組み合わせて意外性を表現
・5W1Hをはっきりさせる
・タイトルだけでこれまでとの違いを明確に。

WEBなら
・TechCrunch
・The Bridge
・ASCIIスタートアップ

ブログやSNSによる情報発信

・プレゼンストーリー
 社会的課題→解決策→製品サービス→顧客層→ビジネスモデル→今後の展開
 過去→現在→未来の順に

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