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デール・カーネギーの人を動かす方法

デール・カーネギーの人を動かす方法(デール・カーネギー 著)

工学のような技術指向の強い分野においてさえ、経済的成功において技術的な知識が寄与するのは15パーセントにすぎず、残りの85パーセントが人間関係におけるスキル、人格や人をリードする能力による。
また、教育は様々な状況に対応することであり、知識ではなく行動するためのもの。


人を動かす秘訣

・人は自分よりも何かしら優れているところがある。他人の良いところを考える。そうすればお世辞にはならない。

・相手の欲しいものを教えてあげる。説教や希望を伝えるのではなく相手に必要なことを伝える。

→ 人を動かす秘訣は、常に他人の立場で考えること

人に好かれる6つの原則

原則1:人に対して心から関心をもつ
原則2:無理にでも笑うこと。明るく振る舞うと本当に楽しくなってくる。
原則3:人の名前を覚える。どの言葉よりも重い意味を持つ。
原則4:自分のことではなく良い聞き手になること。
原則5:相手が関心のある話題を選ぶ
原則6:相手に重要だと思わせる

人を説得する12の原則

原則1:議論をうまくするには議論をさけること
原則2:相手の意見に敬意を示す。相手が間違っているとは言わない
原則3:自分の誤りは速やかに認める
原則4:話をするときは友好的な姿勢
原則5:YESと即答できる質問をする
原則6:人に心ゆくまで喋らせる
原則7:相手に自分が考えた意見だと思わせる
原則8:相手の立場で物事をみる
原則9:相手の意見に同情や共感を寄せる
原則10:誰しも正直に扱われれば裏切らない
原則11:演出を加える。単に数字の真実だけではなくドラマチックに。
原則12:負けん気を刺激する。競争心に訴える。

人を変える9つの原則

原則1:褒めることから始める
原則2:他人の誤り直接的ではなく遠回しに指摘する
原則3:相手の欠点を指摘するときは自分のいたらなさから始める
原則4:命令ではなく質問する
原則5:人の顔を立てる
原則6:人を褒める。少しでも相手の進歩を称える。
原則7:人を信頼し高い評価を与えて向上心を刺激する
原則8:人に何かをしてほしいときはハードルを下げる
原則9:こちらからの提案を喜んで協力するようにお願いする

幸せな家庭を築く7つの原則

原則1:口やかましく言わない
原則2:他人を尊重し、無理に相手を変えようとしない
原則3:多くを要求せず、けなさない
原則4:心から褒める
原則5:感謝を伝える、記念日、ちょっとした心遣いを見せる
原則6:相手に礼儀を忘れない。言い方や秘密を守るなど
原則7:夫婦生活、性生活を勉強する

補足:家庭の幸福度テスト
・相手へ誕生日や記念日などの気配りをしているか
・人前で相手をとがめないか
・家庭以外で使えるお金を渡しているか
・いたわりをみせているか
・余暇の半分は相手と過ごしているか
・料理は人(特に母親など)と比べていないか
・相手の知的活動、社会意見に関心を寄せているか
・他の異性からの誘いに嫌味をいわないでいるか
・褒めたり、愛情を示しているか
・ちょっとしたことにお礼をいっているか
・仕事の進め方は夫にまかせているか
・家の中が楽しくなる努力をしているか
・献立に工夫をしているか
・相手と建設的な議論をする準備をしているか
・経済的に苦しいときに明るく振る舞えるか
・相手の親戚との関係
・相手の好みに合わせた服装
・ちょっとした意見の違いに譲歩しているか

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