皮膚科

右手前腕手関節近位に発赤・発疹ができて、そのうち治るか。とタカをくくっていたが3週間ほど経っても全然治る雰囲気が無かったので、こりゃいよいよ病院行かなきゃなぁ。と思いオカンに「この辺で人気の皮膚科ない?」と聞いたところ近所の皮膚科を紹介してもらった。

オカンに教えてもらった皮膚科に行くとやはりコロナの影響かいつもごった返しているという前情報だった(オカンの)が子供が数人とお年寄りが数人と少し空いている感じだった。

少し、10分ぐらいかな小説を読んで(私が愛してやまない菊池秀幸先生。やっぱりDはかっこいい)まっていると名前を呼ばれた。

「ここでお待ちください」

と、看護師さんに通された診察室にちょこんと座ってしばし先生を待つ。

ここのクリニックさんは診察室が2つあって先生が行き来して時間短縮して沢山の患者さんをさばく方式。

先生を待つ間に診察室を眺める。というより否が応でも目に飛び込んでくる。壁一面がスマップのポスターで埋め尽くされていた。スマップというよりも中居くんで壁紙が見えないほどになっていた。

な、なんて個性的な診察室。

私は今まで数多くの病院を渡り歩いてきたがこんなにも個性派の診察室を見たことが無い。

診察室に驚いていると

「はいはい、腕の湿疹ね」(診察前に問診票に自分で書いていた)

とロマンスグレー美しい年の頃なら60才前と言った感じの女医さんが白衣をはためかせて診察室に飛び込んできた。

ぱっと見。ショートカットのドクタークレハ(ワンピースに出てきたお医者さんね)みたいな感じ。若さの秘訣かい?って聞かれるのかと思ったぜ。(笑)

先生は私の腕をつかんで湿疹の場所を見やった。

そして私は先生の爪を見やった。というより目をみはった。

先生の10本の指にいろんな感じの「ミニオンズ」が描かれていたからだ。

なんとまぁ。個性的。普通医者と言えば清潔第一。とやらで仕事中に爪をいじっている人はほとんどいない。

それが「ミニオンズ」素晴らしい。

いやー就職してみたいなぁ。皮膚科で理学療法士はいらないか(笑)


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