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2021/09/04の一本

本日に取り上げるのはこちらの記事。

内容はアメリカの量的緩和縮小(テーパリング)をいつから開始するかを判断するために重要な指標として注目されていた米労働省が発表した8月の雇用統計で非農業部門の就業者数が市場予想を大きく下回るは23万5000人増にとどまったという内容。

この記事を通して感じたのは、経済と労働市場の乖離である。

というのも、今回の経済動向の数値はかなり好調な結果であった。故に、労働市場もそう悪い値にはならないだろうと考えた多くのアメリカの銀行の総裁がテーパリングがそう遠くないうちに始まるだろう旨の発言をしていた。

しかしながら、結果としては予想を大きく裏切り労働市場の値はあまり好転をしなかった。
これは経済と労働市場の動きにずれが生じてしまっている、市場に流入している資金がうまく労働に結びついていないのではなうかと思う。

記事ではデルタ株と述べているが、個人的にはそれだけでは無いと思う。
そういう意味でしっかりと原因を調査してほしいと思う。(それは、将来、日本がゼロ金利政策を終える際に参考になるとも思うからだ。)

#日経COMEMO #NIKKEI

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