見出し画像

ITエンジニアから情シスになった理由

私がITエンジニアから事業会社のIT部門(所謂情シス)に転職した理由をお伝えしようと思います。

就活生時代

経営学部経営情報学科出身で会計や情報などを学んでいたのでそれらの知識を活かせる職種を考えた結果、Sier(システムインテグレータ)を中心に求人を探していくことを決めました。

その中で内定を貰えたのは、以下の3社でした。
・金融系(金融子会社)
・独立系(システムインテグレータ)
・メーカ系(ネットワーク系)

何を血迷ったのか、給与の高さだけを見てしまいメーカ系のネットワークエンジニアの内定を承諾しました。

1社目(ネットワークエンジニア:東京)

大手電機メーカP系の子会社にネットワークエンジニアとして晴れて就職しましたが、1年目から残業時間が60時間を超えたり、夜勤で25時間勤務したり、12連勤したりと壮絶な勤務形態でした。

結局本来やりたかった開発の仕事を求めて1年たたないうちに転職してしまいました。

2社目(システムエンジニア:東京)

知り合いの伝手で晴れてシステムエンジニアになりました。主にJavaを使用したプロジェクトに参画し、未経験ながら要件定義~テストまで一通りの経験をしました。航空系、保険系など仕事としては面白かったのですが、上長のパワハラにあい、退職することに。

地元大阪に帰って仕事を探そうと思いここから1年ほどニートになりました。

ニート期間(大阪)

ニート期間は自由に過ごしていました。大よそ8か月程度でしょうか。貯金も結構あったので好き放題してました。途中で「情報セキュリティマネジメント」を取得しました。(応用情報技術者は大学生の時に取得済み)

いつまでも遊んでいるわけにもいかず、仕事を探すことに

3社目(情報システム部門:大阪)

大阪にある宝飾系の卸会社の情シスに内定をもらいました。が、とんでもないブラック企業で2日で退職しました。
1時間前出社に残業代無しと言われ意義申し立てをしたところ怒鳴り散らされたのでさっさと辞めるべきと思ったからです。辞めるときに「お前なんかどこに行っても通用せんわ!」と捨て台詞をはかれました。(こんな漫画みたいな展開マジであるんやなと思いました。)

4社目(情報システム部門:大阪)

航空業界(外資系企業)の情報システム部門に内定を頂きました。(現職です)。いまはここでシステムの運用やPM、DX案件など多岐にわたり経験を積ませてもらっており、本当に感謝しかないです。

給料はそこまで高くないですが、食事補助や社食、コーヒー・紅茶の飲み放題やオフィスグリコ、綺麗なオフィスなど本当に働きやすい環境が整えられています。

そもそも何故私が開発会社ではなく情報システム部門を選んだかというと、プロジェクトごとに人間関係がリセットされたりするのが嫌だったことと、
ユーザ側としての上流工程を経験してみたかったからです。

ユーザ側として大変だと感じたことは、エンドユーザが近いためエンドユーザの声がダイレクトに聞こえてくることです。要望を吸い出すという意味では良いですが、やはり苦情や無茶なスケジュールを言われることもあり、ベンダーと板挟みになることもしばしばあります。(調整力がとても問われます。)

後は、技術的なことをベンダーに依頼するため、やはり技術スキルは身に付き辛いというところがあります。自分自身で日々スキルアップをしていかないと直ぐに取り残されます。

結論

情報システム部門はとても働きやすいと感じるけど、技術志向の人には向かないかもしれない(あくまで弊社の場合)。

後、転職は悪いことではないと感じます。ネットワークエンジニア、システムエンジニア、そして情報システム部門と移って来て、浅くも幅広い知識が身に付きました。

これからの時代、特にIT職種の場合転職は当たり前になってきているのでどんどん挑戦していくのもよいのかもしれませんね。

#この仕事を選んだわけ
#システムエンジニア #情シス #情報システム部門 #ネットワークエンジニア #IT #転職

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?