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柴山昌彦議員・梅村みずほ議員 オーストラリアへ日本への圧力を呼びかけ

3月21日、柴山昌彦議員・梅村みずほ議員へのインタビューが「シドニー・モーニング・ヘラルド」に掲載されました。
見出しは、「日本の国会議員が子どもの誘拐を非難し、オーストラリアに東京へ圧力をかけるよう呼びかける」(Japanese MPs condemn child abductions, call on Australia to pressure Tokyo)

この記事では、オーストラリアのメディアによる「子どもの誘拐が合法化される奇妙な日本の法律」キャンペーンを時系列でまとめました。
一連の報道は「60 Minutes Australia」「THE AGE」「Sydney Morning Herald」の合同取材によるもので、日本国内では柴山議員・梅村議員がツイッター等で拡散しました。

3月17日(金)

柴山昌彦議員「果たして私のインタビューが使われるか…」

柴山議員の「におわせ」ツイート。
映画の予告編のような「60 Minutes Australia」の動画を引用リツイート。
本文には「子ども合法的に誘拐できる奇妙な法律を暴く」。
”Exposing the strange law that allows children to be legally kidnapped.”

柴山議員がツイートした動画には日本人らしき女性が登場。
―あなたのやっていることは違法ですか? 「はい、違法です。」
―Is what you're doing illegal? "Yes, it's illegal."

3月19日(日)

梅村みずほ議員「オーストラリアで非常に影響力のあるテレビショー」

梅村みずほ議員が「60 Minutes Australia」の投稿を引用リツイート。
日本語で「#子どもの連れ去り #実子誘拐 #子の連れ去り」のハッシュタグが並ぶ。

Incarose氏「梅村みずほ先生!! 痺れる!! カッコ良過ぎて!!」

柴山議員、「60 Minutes Australia」を引用リツイート

柴山昌彦議員「60 Minutes Australia」全編動画もツイート

柴山昌彦議員「日本では、親が子供を誘拐して家を出るのは ごく普通のこと」とコメント。
梅村みずほ議員は「私たちだけでは法律を変えることはできないので国際的な協力が必要」と「外圧」を呼びかけ。

プペルバスの中での密かに親子の面会とのシーンも・・・

柴山昌彦議員がツイートした動画には、プペルバスの中で密かに親子を面会させる「秘密作戦」の場面。
「あなたのやっていることは違法ですか?」との質問に、尾崎瑠美氏は「はい、違法です」と即答。
(なお、後日、尾崎氏は番組による「捏造」であると主張)

(この番組の問題点については、こちらの記事で取り上げています)

柴山昌彦議員、THE AGEの記事を引用リツイート

メルボルンの「THE AGE」の記事を引用リツイート。
見出しには「誘拐(拉致)された外国人の子ども」との言葉も。
"abducted children of foreign nationals"
記事の中で引用されている情報はNatalie ClancyとEryk Bagshawによるもの。
(問題の番組「60 Minutes Australia」のプロデューサーと特派員)

3月20日(月)

柴山昌彦議員、Eryk Baghshaw氏の宣伝をリツイート

「60 Minutes Australia」に出演していた特派員の宣伝をリツイート。
Eryk Bagshaw:オーストラリアで最も読まれている 2 つの新聞が、日本での子供の誘拐を 1 面に取り上げました。

柴山昌彦議員Twitterより

梅村みずほ議員、「Sydney Morning Herald」の記事をツイート

この記事もNatalie Clancy氏とEryk Bagshaw氏によるもの。
見出しは、「日本の国会議員が子どもの誘拐を非難し、オーストラリアに東京に圧力をかけるよう呼びかける」。

3月21日(火)

西野亮廣さん「決して許される行為ではない」 ―尾崎瑠美氏は「捏造」と主張

『えんとつ町のプペル』原作者の西野亮廣さんがVoicyの番組でコメント。
尾崎瑠美氏は、番組による「捏造」を主張。

3月22日(水)

共同養育支援議員連盟、G7サミットに向けて外務省へ「要望」

柴山昌彦議員が議連の総会についてツイート。
「諸外国からの非難が相次ぐ中、外務省に対し、今度のG7サミットでは岸田総理から本問題について言い訳ではなく、制度改革に取り組む姿勢をきちんと示すよう要望した。」

3月23日(木)

柴山昌彦議員、シドニー時事の記事をツイート

見出しは、”日本に「共同親権」導入促す 子供連れ去り多発で 豪政府”。
こちらも、「Sydney Morning Herald」に基づく記事。

梅村みずほ議員、THE AGE記事をリツイート

Catherine Henderson氏の投稿をリツイート
THE AGEの見出しは「オーストラリア、日本に単独親権法改正を要請」。
hayarina: 「Japan joint custody push」


梅村みずほ議員Twitterより

梅村みずほ議員、時事通信の記事を引用リツイート

。在豪日本大使館のコメントについて「日豪関係を悪化させるような言葉は慎むべき」とツイート。

西野 亮廣さん「違法行為を後押しするのは国会議員の仕事ではありません」

本日のお話の最後に、西野さんは「ここは僕の問題ではありませんが」と前置きしつつ、2名の国会議員について言及。

問題だと思っているのは、番組に出演された2名の国会議員についてです。
 
勿論、番組に出演されることも、その中で、ご自身の思想・活動内容を語られることも、それは自由だと思います。
 
ただ、番組内では、たとえ内容が捏造されたとはいえ、「接近禁止命令が出ている親子を会わせている」という違法行為がおこなわれていました。
 
それを受けて、その2名の国会議員は「この番組、見てくださ〜い」とツイートされていたのですが、ここは問題だと思います。
 
法改正に努めるのが国会議員の仕事であって、違法行為を後押しするのは国会議員の仕事ではありません。

プペルバスが政治利用された件について(2023年03月23日)

さて、共同養育支援議連の柴山昌彦議員、梅村みずほ議員は、この問いかけにどう答えるのでしょうか?
(現時点でも、両議員は沈黙したままです)


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