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【プペルバス続報】西野亮廣さん「決して許される行為ではない」 ―オザキルミ氏は「捏造」と主張

(注:この記事は、3月21日時点の情報に基づき書かれたものです。続報とあわせてご確認ください。)
オーストラリアのテレビ局が、面会できない親子を密かにプペルバスの内部で引き合わせていると取り上げた事件の続報です。

本日3月21日、『えんとつ町のプペル』原作者の西野亮廣さんがVoicyの番組内で取り上げ、「オザキルミ氏とは関りはなく、活動も容認していない」との立場を明らかにしました。

また、訴訟も想定してオザキルミ氏に連絡を取ったところ、オザキ氏はオーストラリアの番組による捏造であると主張し、「音声を切り取って、その音声に全く別の動画画像をはめ込んで、接近禁止命令が出ている親が子どもに会っているっていう物語を捏造した」と述べているとのことです。

以下、西野さんのお話です。(「2 オンラインサロン」の2:10~)

「接近禁止命令」の抜け道として悪用された話

今日はですね、もうひどい話ですよ。接近禁止命令の抜け道として悪用された話というテーマでお話しさせていただきたいと思います。今日はちょっと注意喚起というか、決してですね、前向きじゃない情報を共有させていただきたいと思います。関わってる人が本当に多いプロジェクトなので、関係のない人にしわ寄せが行かないように飛び火しないように白黒はっきりさせておきたいです。えんとつ町のプペルに関するお話なんですけども…
(略)

プペルバスの中で接近禁止命令が出ている親子をこっそり会わせている…

昨日ですね、妙な非常に気持ちの悪いYouTube動画を見つけたんです。それは何かというとオーストラリアの60miuteというオーストラリアのテレビ番組が日本の親権制度を特集した動画で、オザキルミさんという女性が出てくるんですね。
その番組でオザキルミさんという女性が何をしてるかというと、現在、日本中の幼稚園や小学校を回ってるプペルバス。これは車内にえんとつ町のプペルの光る絵を展示しているバスで、例えば外に出れない入院してる子どもたちの病院回ったりとかしているんですけれども、このプペルバスの中で接近禁止命令が出ている親子をこっそりオザキルミさんが会わせているって言うんですね。
(略)

「僕らはこの違法行為を認めていません」

オザキルミさんという女性と何か関係があるんじゃないか、そういうことを後押ししてるんじゃないかと思われるかもしれませんが、彼女と関係があるとしたら、サービス提供者とお客さんっていうぐらいなんですね。
(略)
現在、このビジネス面でつながってはいませんし、彼女のやっていることは明らかに違法行為であって、もちろん僕らはこの違法行為を認めていません。僕らにとっては信用棄損以外の何物でもないんですね。プペルがそんなことに使われてるっていう信用棄損以外の何物でもないと。

写真も勝手に使っており、とにかく悪質

動画の中では接近禁止になった父親がバスの中で変装していて隠れて待っていて、子どもとこっそり会っているみたいな話をされているんです。
それっぽい写真が使われているんですけども、その写真もプペルバスにお客さんとして来てくださった保育園の園児と、コロナ対策でマスクをしていた先生の写真が勝手に使われていたりして、とにかく悪質なんですね。
さらには「I am プベルキャンペーン」と勝手に名乗っていて、プペルのIPを勝手に使って堂々と違法行為を行っていて、これまでえんとつ町のプペルを作ってきた全てのスタッフと全てのお客さんの思いを悪用し踏みにじる行為であって、決して許される行為ではない。

なんか朝っぱらからちょっと重たい話をしてしまって申し訳ないんですけども、でもやっぱりダメなものはダメだし、えんとつ町のプペルを作り守ってきたスタッフやお客さんの気持ちを僕はよく知ってるので、これちょっと看過できなかったんですね。

会社はオザキルミ氏と関わりはなく、活動も容認していない

話をまとめると、少なくともこの番組の中でオザキルミという女性がやってることは違法行為です。そして、うちの会社はオザキルミという女性とは関わりがありませんし、この番組内で描かれている彼女の活動っていうのは容認していません。
そしてこれは僕の管轄外なんですけれども、勝手に代弁させていただくと、プペルバスっていうのは運営さんも別に接近禁止の親子を合わせるために走らせているわけじゃない。

訴訟する前にオザキルミ氏に連絡を取ってみた

ここまで聞くと、オザキルミふざけるなという印象をもたれたと思うんですけども、うちのスタッフも昨日めちゃくちゃ怒ってました。全員めっちゃ怒ってました。
ですが、実は昨日のうちにサロンメンバーさんに協力していただいて、このオザキルミさんと直接コンタクトが取れたんです。まあ、シンプルに訴訟しようと思ってたんで、その前にきちんと事実確認しておこうと思ってね。

オザキルミ氏は、オーストラリアの番組による「捏造」と主張

すると、これ本当にびっくりする話なんですけども、オザキルミさんがインタビューで番組スタッフに語ったのは、えんとつ町のプペルのストーリーだったそうです。遠くに行ってしまった父親が違う姿になって息子の前に現れたというゴミ人間と煙突掃除屋の物語です。
それをですね、この「60Minutes Australia」という番組が音声を切り取って、その音声に全く別の動画画像をはめ込んで、「接近禁止命令が出ている親が子どもに会っている」っていう物語を捏造したって、(オザキルミさんは)言うんですよ。
当然これ、何の契約を結ばずにオザキさんにバスを貸したプペルバスの運営とか、チムニータウンに何の確認もせずにえんとつ町のプペルを使って海外の取材を受けたオザキさんにも罪はありますが、ただオザキさんがお話されてることが本当だったとしたら、このオーストラリアの番組がやってること、非常に悪質ですね。
ちょっとびっくりするぐらいひどい話なんですけども、いろいろと誤解が広がる前に、ハートフルファミリーさんも絡んでることですから、現状共有させていただきました。


以上、西野さんのコメントを紹介させていただきました。

プペルバスが番組でどのように描かれていたのかは、こちらの記事もご覧ください。


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