自分にとっての豊かさ

お気に入りの人生を送ること。それが自分にとっての生きるテーマだと思っている。

自分の人生を愛することほど大切なことは他に無い。

生まれてしまったからには？どうせ生きるのなら？自分のことをお気に入りのもので囲い込む、豊かな生き方をしたい。

じゃあどうすれば豊かな日々を送れるのだろう。

お気に入りの人生を送るには、自分がどんなことを豊かだと思うのか知る必要があると思う。

自分がどんなもので満たされるのか、一度でいいから腰を据えて考えてみるといい。

まずは世の中で取り上げられている目に見える豊かさについて、自分も豊かだと思えるかどうか考えよう。

みんなの思う豊かさが自分には空虚に思えることだってある。その逆だってある。

たとえば私はこんなことが豊かだと思うし、こんなふうに生きてこそ自分の人生だと思う。

時間にきちんと余白を作れて、大事な人を大切にできる。やることひとつひとつに気持ちを込められる余裕があって、丁寧に暮らせる。音楽や映画や言葉に心を傾けられて、目の前にある毎日の生活に愛情を注げる。食べたいものを食べられる、住む場所がある。おいしいコーヒーや紅茶を飲める。言葉を大事にできる。

こんなことができたら、自分の人生は申し分なく豊かだし、とても満たされる。

こんなふうにして、自分にとって豊かさの感じられるものを思い起こしてみるといい。人と比べる必要もない。

豊かさを感じるハードルが高くても低くても、自分が幸せだと思えるかどうかだけが問題だから。

ひたすらに、自分にとっての豊かさに目を向けていればいい。