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意味は求めなくてもいい

何かをするときに、それに対する意味を求めすぎてしまっている気がする。

生きる意味とか、仕事をする意味とか、学校に行く意味とか。

果ては気分転換にまで、意味を求めている。休みの日くらい何にもしないでゴロゴロとしていたっていいのに、「どこかに行かなくちゃ」と焦ったり、「今日は何にもしていないかった」と罪悪感を持ったりする。

あらゆることに意味を持たせようとしてしまうと、しんどくならないだろうか。少なくとも、私は窮屈に思う。

それが意味のあるものだとしても、意味のないものだとしても、どちらでもいいのだ。自分にとっては今日一日、無理なく過ごせたかどうかだけが大切だから。

そもそも意味のあることが良くて、意味のないことが無駄という考え方は一体どこから来たのだろう。

本屋さんに行けば意味のあることこそが正義だと言っている本もたくさん並んでいる。もちろん、意味のないことをしてもいいのだと言ってくれる本もある。でも意味のあることこそ正解だという声があまりに強い気がする。

それが悪いとか、間違っているとか、そんなことではない。もちろんそれも一つの正解だと思うのだけれど、意味のないことをやっている時間は無駄だと否定する声に苦しむ人は多いのではないかと思う。

そんな時に思い出してほしい。意味なんてそんなに考えなくていいし、自分の速度で今日1日を過ごせていたらいいのだと。

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