強いも弱いも無い
「強くなりたい」とか「自分は弱い」と一度でも思ったことはあるだろうか。強くなれたら小さなことで傷つかなくても済むし、誰かを助けることもできる。弱い自分は何の力も無くて、取るに足りない存在に感じるかもしれない。
でも強いとか弱いとかって、いったい何のことを言っているんだろう?私は強いも弱いもないんじゃないかな、と思う。
「あの人は強い人だ」、「自分は弱い人間だ」という言葉を使うことで、自分や人を簡単に評価してしまっていいのだろうか。
強さや弱さでは語れない。
強くも弱くもない、ただ自分であるだけだ。
たとえば植物を見てみると分かりやすいかもしれない。風で枝が折れても、また枝は生えてくるし、踏みつぶされてもまた起き上がる。
踏まれても元気に起き上がったかと思えば、水が足りなくて枯れてしまう。
人間だって同じような感じで生きている。
そんな様子を強いや弱いの一言で表せるだろうか?
自分に起こったことを受けて、そのたびに悩んだり、いい気分になったりして、いろんなことを感じて生きている。ただそれだけでいいんじゃないかな、と思うのだ。
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