人生のスピード
ひとりひとりに、人生の速度があると思う。その速度は本当にまったく違っていて、違っているからこそ遅いと思ったり早いと感じることもあるだろう。
周りの人と同じようにいかなくて、自分のスピードにもどかしくなることもあるかもしれない。そんな時に思い出すといい。
人生のスピードは、早いとか遅いとかではないということを。
もともと自分には、自分の進む速度があって、ゆっくり進む時期も早く進む時期もある。それぞれ自分にしかない速度で、自分にだけ与えられている人生を歩んでいる。だから誰かと自分の進みを比べることなんてできないし、人生を比較すること自体できない。
それに自分だけのスピードで生きていくということは、自分にしか見えない景色を見て生きるということでもある。そのスピードでしか見えないし、分からないものがある。それを何よりも大事にしていたい。
自分のスピードで人生を進んで、その途中で何に出会って、どんなことを感じて、自分はどんなふうに考えるのか。そんなことを重ねながら、自分が出来てくる。
そう思うと、今の自分の進みが早いのか遅れているのかなんてどうでも良い。
このスピードで、一体どんなことを毎日感じ取れるかだけに集中していればいい。
今日はどんなことに気付いただろう。1つだけでもいいから、自分のスピードで進む今日の中に小さな気づきを見つけていく。
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