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自分の世界をつくることで

どんな人になりたいかが大事だと思うということを、何度かこのnoteでも書いてきた。「こんな自分でありたいな」と思う気持ちは、自分で色んなことを決めていく力になってくれる。

どんな自分でありたいか考える時に、自分の世界をつくるということを考えてみるといいと思う。

自分の世界を持っていると自分という人を人に伝えることができるし、何よりも、自分の世界は自分にとって安心できる居場所となる。

ただし自分の世界と言われても、それがどんなものなのかピンとこないかもしれない。

分かりやすく言えば、自分の世界とは「自分の❝好き❞という気持ちやこだわり」のことだ。

一度自分の好きなものや、こだわっていることを思い出してみてはどうだろう。

たとえば私はこぢんまりと落ち着いた個性のあるカフェが好きだし、高円寺の古着屋さんが好き。自分が感じた小さなことに気持ちを込め、言葉にすることも好き。お気に入りのコーヒーカップを集めるのも好き。

そんなもので、自分の世界ができている。

誰一人として全く同じ世界を持つことはない。けれども自分の世界を大事にしていると、相手の世界も大切に思える。「私が自分の世界を大事にしているように、きっとその人もその人自身の世界を大切にしているんだろうな」って。

自分の世界をつくっていくことは、自分の生きやすい場所をつくる手段であるだけじゃなくて、人のことを大切にできる手段にもなりうるのだと思っている。

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