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小さな希望を持ち続けるには

ささやかな希望がある限り、人はうまく行かないことよりも、今自分の持っているものを見直したり、失敗の先にある可能性を考えられたりする。

希望を持つことは、人間が生きる上でそれほど大事なことだけれど、問題は、希望を持つこと自体を難しいと感じる時にどうすればいいかということだ。

希望を持つということに、そもそも明確な根拠はない。むしろ、自分が希望を持てる根拠を探していたら、何かしら理由をつけないと希望を持てないことになってしまう。

何らかの条件をクリアしていないと、希望を持てなくなってしまう。

とはいえ、根拠のない希望や根拠のない自信を持つことも難しい。

私たちの多くは、根拠の無い希望を持てるほど強くない。

それなら、どうすれば人間は小さな希望を持ち続けられるだろう?

私が思うに、何かを楽しいと思う瞬間をできるだけ多くつくることで、小さな希望を持ち続けられるようになるはずだ。

何かに触れたり、見たり聞いたりして、ワクワクした気持ちや楽しい気持ちになると、自然と自信のなさや希望を持てない気持ちは薄れてゆく。

マイナスな気持ちを凌ぐ、何かを楽しむ気持ちがあると希望を持てるようになる。

だから毎日の中に、些細な楽しみや癒しを見つける必要がある。

日々の生活の中で、暮らしや人生を楽しむための工夫をたくさんしよう。

小さな楽しみは、お金をかけなくても、いくらでも作れる。例えば、ふだん料理をしないなら自分が食べたいものを作ってみたり、週に一回行きたい場所に行ってみたりしてみよう。

そうやって、楽しいと思えるひとときを作ることで、自然と気持ちは軽く明るくなって、希望を持ち続けられるようになる。

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