うちのネコが迷子になりまして #5 クロエちゃん、私に目撃される

7月3日の夜。

日課になりつつある夕方~夜にかけてのクロエちゃん探し。
夏なので、深夜でもそんなに寒くないのが助かります。

その途中に、同じくクロエちゃんを探してくれてるめいちゃんと偶然出会いました。

一緒に歩いて探すことにして、近所で野良猫に餌やりをしている人に、クロエちゃん見かけませんでしたか？？なんて聞いたりしてウロウロ。

半径200mの地点を重点的に探しました。

弟噛みつき事件の顛末を目撃していたニコニコ顔のおじいちゃんにも再開。
お庭を見せてもらったり、周辺を一緒に探し歩いていただいたり。

なんて素敵なおじいちゃん、独自に推理を展開！
「絶対あそこにいるって！」というところ見に行ったりもしました。
結局いなかったんだけどね。

近くに小さな工場があるので、そこに逃げ込んでないか、中を少し見させていただいたりも。

でも、なかなか見つからないなあ。
と、みんなでため息。

８時も近く、いよいよ暗くなってきたので、いったん戻って休もうと、お礼を言って帰路につきました。

お庭にいたらラッキーだなと思い、でもあまり期待しないで、クロエちゃんがいなくなった地点でもある芝生を抜けて1人玄関に向かいます。

ちょうど、実家の２階部分にあるベランダ下でキョロキョロしてたら

「ええ！？クロエちゃん！？！？！？！？」

前方5m先を、歩いていくかわゆい娘を発見！！！

クロエちゃんは、尻尾をピーンとたてて、トコトコとご機嫌な足取り。
お尻もなんだかプリプリしてる。

まさに、実家の前を歩いてました。

びっくりさせないために、抜き足差し足、早歩きで静かに追いかけます。
気分は忍者です。

白くてフワフワなお尻をプリプリさせながら、そのまま玄関横の花壇がある庭の奥地に入っていきます。とっても楽しそう。

普通のトーンで「クロエちゃ〜ん！」と名前を呼んでみます。


無視してるのか、聞こえないのか、上機嫌なクロエちゃん。


一方、私は、見つけられた喜びと焦りでどうしようかと気が動転しつつも、静かに追いかけてチャンスを伺おう…
そう思って息を殺して追いかけていたちょうどその時、庭の横の道路を車が通ったのにびっくりして、クロエちゃんは茂みの中に走り去ってしまいました。

また見失ってしまったことがショックでした。自分を責めました。

なんで、私は大事な時にいつも見失ってしまうのだろう。

でも、収穫もありました。

〈収穫だったこと〉
・道に迷って遠くに行ってなかった！
・自分がいた場所を、なんとなくわかっている？
・思ったよりも楽しそうに野良ライフを送っているらしい。（さすが元野良猫）

ショックを受けつつも、後ろ姿とはいえ、クロエちゃんを見ることができたのが、とても嬉しかったのを覚えています。

「今日は会えてよかった。お尻、とても可愛かった。元気そうだったなあ。」

そんな風に思いました。


家に帰りご飯を食べて、深夜の捜索のために体力を温存している間、私はもっと捜索に対する応援が必要だ、、、！と思い、ドコノコ迷子掲示板を作ることにしました。

迷子掲示板作成方法 - ドコノコ

うちのネコが迷子になりましての過去回

 #1 クロエちゃんのこと
#2 クロエちゃん、いなくなる
#3 クロエちゃん、弟の手をかじる