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+8回目+ 【実は】ごま油には種類がある。その違いを解説してみたわけです。

さて、ごま油について、おはなしします。

ごま油には、健康的な効果がたくさんあります。

ゴマグリナンやビタミンEなどが豊富に含まれており、抗酸化作用たっぷりです。比較的、酸化しにくいので、加熱や保存に向いています。
(似た名前の荏胡麻油は、加熱に弱いので、生のまま、サラダなどにかけて食べるようにしましょう)

スーパーで見かけるのは、「カドヤ」さんの黄色い蓋の、茶色いごま油が多いと思います。しかし、世にあるごま油はそれだけではありません。いろいろあります。

太白ごま油(オススメ度5:★★★★★)

見た目:無色透明に近い
味や香り:無臭
主な脂肪酸の種類:不飽和脂肪酸の一種であるリノール酸、リノレン酸→コレステロールを下げる効果が

太白ごま油は、なんと、ほぼ無味無臭。ゴマ特有の、あの香ばしい香りがしないんですね。
なぜ、ゴマの香りがしないのかというと、その秘密は製造工程にあります。原料のごまを焙煎せずに、生の、そのままの状態で圧搾して作っているからです。なので、香ばしい香りが出てこず、生のゴマの薄い香りと旨味が残っているくらいで、あっさりとしてます。

そのため、どんな料理にもあう、とても使いやすい油です。
なので、わたしは、太白ごま油をよく使用します。乳製品を使わないお菓子に、バターの代わりに入れたり、普通の料理に使ったり、とても使いやすいです。
サラダ油の感覚でどんな料理にも使用することができちゃいます。まあ、サラダ油に比べると、価格は高めですが、少し大きいスーパーになら売ってたりするので、入手しやすいのも嬉しいです。coopやイオンになら、あるはず!
また、太白ごま油は、アーユルヴェーダという、インドやスリランカの古代から伝わる民間医療のうがいやマッサージなどに活用されていたりもします。体をあたためる効果もあるようです。
体にぬっても、食べても安全な油なので、おうちに一つはあるといいかもしれませんね。

純正ごま油(色が茶色いやつ)(オススメ度4:★★★★☆)


見た目:茶色い
味や香り:ゴマの香ばしい香り
主な脂肪酸の種類:不飽和脂肪酸の一種であるリノール酸、リノレン酸→コレステロールを下げる効果が

栄養素的には、太白ごま油とほぼ変わりません。しかし、見た目も味も、全く違います。というのも、この茶色いごま油は、ゴマを煎ってから油に加工しているからなのです。ゴマは、煎ればいるほど、香ばしい香りが深くなり、色も濃くなります。
なので、純正ごま油といえど、色味や香りなどを使いわけたほうが、料理も楽しいかんじがしますよね!

ちなみに、ごま100%で作られているのもは、「純正ごま油」と記載がありますが、ゴマ以外の油と混ぜたりしているときは、「調合ごま油」と呼ばれます。調合ごま油は、ごま油が60%以上であれば名付けることができる名称です。残りの40%の油には、安価な大豆油等が使われます。トランス脂肪酸が含まれていることがあるので、気をつけましょう。

純正ごま油は、中華料理などアジアンな調理に向いてます。ただ、風味が強すぎるので、料理を選ぶこともあり、4つです。


ごま油は、油分の多い、白ごまから作られることが多いようです。

様々な種類があり、煎り方によって味が違うので、メーカーさんによって、全く別物になるのも面白いところ、、、

値段的にも比較的手に入れやすいので、持っていない方は、取り入れてみるといいかもしれないですね!




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