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癒しのルーカレー で胃袋を満たす【ビーガン/グルテンフリー】


お腹があったまると心もあたたかくなる。
お腹と心には、つながり があるらしい。

なので、どんなつながりかはよくわからないけれど、
何か嫌なことがあった時や寂しい気持ちの時は、とりあえずお腹にあたたかいものを入れる作戦をとるようにしている。


さて、どうしてもカレーじゃないといけない日というのは、誰しもあることだと思う。
カレーを食べたい時に蕎麦をいただくこれじゃない感。
カレー蕎麦もなんか違う。米とカレーでなければならない。


この日の私は、まさに

「どうしてもカレーじゃないといけない日」

だった。


しかも、夏が終わり日が暮れるのが早くなって、なんだか切ない気持ち。夏が終わり日が暮れるのが早くなって、なんだか切ない気持ち。どうしてもあったかいカレーを食べて心を元気にしたい!

スパイスパワーも手伝って、make me up!(セーラームーンではない)
根菜をたっぷり入れれば、秋の味覚の食欲魔人が寂しさをふっとばす!

今回は、日本人の心象風景でもあるルーカレーをビーガン/グルテンフリーでレシピ化。

ルーカレーは、家族で食べるあったかいイメージがくっついているから、食卓に並んでいるのを見るだけで、ほっこりする。


頭の中はカレーへの思い一色で腹ぺこ気味に畑に向かうと、
人参が大きく育っていた!

嬉しい。

間引き人参も、ちいちゃくて可愛かったのだけれど、味が大きい方がしっかりしてて人参という感じがして、ルーカレーにぴったりなのです。

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じゃがいもも、土の下で収穫されるのを、まだかまだかと待っている!
早く収穫されないと腐ってしまうよ〜!
と、土の下から聞こえるじゃがいもの囁き声(ホラーではない)。

この子は、うっかり顔を出して緑色に日焼けしてしまったそうな。
なむ。

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男爵かメークインを植えたつもりだったけれど、アンデスレッドという品種が出てきてびっくり。

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人間の記憶は当てにならぬのです。

お腹をあっためるルーカレーほっこり風味



ビーガン/グルテンフリーだけれど、コク深く野菜の旨味が効いた美味しいカレーのレシピです。ルーのとろみは、米粉でつけてます。


材料(作りやすい量)

・ニンニク 1かけ
・玉ねぎ 1個
・生姜 1かけ
・人参 1本(小さい場合は2本くらい)
・じゃがいも 4個
・かぼちゃ 1/4個
・米粉 大さじ2
・トマト 3つ
(トマト缶の場合は1缶/ミニトマトの場合は、鍋にいっぱいはいるくらいまで)
・水 200cc
・オリーブオイル 大さじ3
・塩 適量

〈パウダースパイス〉
・コリアンダーシード 大さじ3
・ターメリック  大さじ1
・クミン 大さじ1

〈ホールスパイス〉
・シナモン 2本
・カルダモン 6粒
・クローブ 5粒

スパイスは、ローレル意外すべてS&Bのセレクトスパイスシリーズを使っています。ローレルは畑に勝手に生えてくるので、そちらを拝借。

S&Bといえば、マニアックなものから定番のものまでスーパーで手に入るのが魅力。
あ、ない!
と思ったら、買いに行ったらあるのが助かる。
作りたいものの材料が売ってないとしょんぼりしつつも、「どうにかしよう!」と模範レシピに自己流の改変を加え、吉と出るか凶と出るかな博打料理になることもあるけれど、スパイス料理に限ってはS&B香辛料コーナーのおかげもあり、しょんぼりすることは少ないように思う。料理も安定して美味しいのができる。


私がよく使うのは、輸入食材屋さんやネット通販などで売っている、青い缶のたくさん入っているサイズ(S缶)。使い勝手がよくてちょうど良い!

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スパイスは、後から足したりして細かく味を調整したいからすぐなくなってしまう小さいサイズより、大きい方が安心感がある。
このまま使ってもいいのだけれど、私はハサミで小さな穴が空いてる金属の蓋を切り取って、スプーンを突っ込んで使っている。お料理は、得てしてリズム感が大事。

このサイズで買うと、たまにスパイスが余って古くなってしまう。そんな時は、お茶やコーヒーに入れて微かな香りを楽しんだり、ホールスパイスは煎って香りを香ばしくしてお茶にしたりしている。
特に、ホールのクミンは、お鍋で煎ってお湯を注ぎ飲むと、とても美味しいのでおすすめ。

【手順】


まず、野菜は全て洗ってカットします。玉ねぎは荒みじん切りに、人参とじゃがいもとかぼちゃは、一口サイズにカット。
ニンニクと生姜は細かいみじん切りにします。トマトは適当な大きさにカットしておきましょう。

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この時、とても腹ぺこだったので、早く火を通すためにちょっと小さめの1cm角にカット。

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深めのフライパンにオリーブオイルをしき、ホールスパイスを炒めます。
カルダモンがぷくっと膨らんだら、ニンニク/生姜/玉ねぎ を加えて木べらで炒め合わせます。塩をひとつまみ、振りかけます。

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玉ねぎがしんなりしてきたら、トマトを加えて炒めます。

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トマトは、潰しながら炒めてください。



トマトの水分が出てきたら、米粉を加えます。米粉が馴染んだら、カットした野菜を全て入れて、水を200cc入れます。

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水分が減って、根菜類が柔らかくなったら、パウダースパイスと豆乳ヨーグルトを加え一煮立ちすれば完成です。

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味が足りなければ、塩で旨味を、オイルでコクを足して調整してください。炊き立てご飯と一緒にお召し上がりくださいな。

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お野菜たっぷりなので、玄米ご飯と合わせてもおいしいです。

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パウダースパイスを最後に入れるのは、スパイスは加熱すると香りが飛んでしまうからです。

お腹をあっためる根菜たっぷりのカレーで食欲魔人を召喚し、心もほっこり楽しい秋の訪れを感じてます。

ちなみに、この記事は、エスビー食品のオウンドメディアの依頼を受けて書き下ろしたものですが、本当にエスビー食品さんのスパイスは手頃で使いやすいのでおすすめです。スーパーであれだけの品揃えがあるのは、料理好きにとって、助かります。


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柴田愛里沙|北海道の食べ物と暮らし、たまに猫
note書くときのコーヒー代や、クロエちゃんへのスペシャルおやつ代にさせていただきます٩( 'ω' )و