真空調理の代替え手段|オイルバスのやり方
オイルバスとは、湯煎した油で食材を煮ること。これ、私のお気に入りの調理方法です。
というのも、真空調理器具を持ってなくても、家にある道具と材料で、おいしくお肉を調理することができるから!
真空調理の特徴は、食材の旨みをギュッと閉じ込めて柔らかく仕上げられる点にあります。
真空調理器具、欲しいな〜なんて思いつつもちょっと手が出ない。そんな時にオススメしたいオイルバス。
真空調理と同じ原理を家にある材料と道具で再現できます。
むしろ、オイルバスの方が真空調理よりも美味しいのではと、私の中で話題。
真空調理器具は袋で食材を挟み真空にして、袋ごと調理します。器具を貸してもらって何度かトライしたことはあるものの、私のやり方が悪かったのか、袋の中にどうしても隙間ができて、そこに食材の汁が漏れてしまう。
普通に調理するよりも漏れ出る量は少ないけれど、もったいない。
一方、油で煮るオイルバスは、油が食材をぴったり包み込みます。
肉汁や野菜汁などの旨みを含んだ水分を油は弾くので、食材の中から外に流れ出るのを防いでくれます。
器具を使いこなす必要がないので、楽ちん気楽。
オイルバスの調理方法
今回は、鶏胸肉を使って解説。美味しい鶏ハムを作ります。
でも、どんなお肉でもOKです。
材料
・肉(調理したい食材。今回は鶏胸肉を使用)
・オリーブオイル (サラダ油やキャノーラオイル、米油でもOK)
・水
道具
・耐熱容器
・耐熱容器がすっぽりと入るくらいのサイズの鍋
・布巾
調理方法
1
耐熱容器に鶏肉の皮目を下にして、油をひたひたに注ぎます。
2
鍋に水を注ぎ、折った布巾を底に沈めます。
布巾を入れるのは、耐熱容器と鍋がぶつかって、振動で食材が揺れるのを防ぐためです。
3
食材を入れた容器を鍋に浮かべて湯煎します。
4
20分湯煎したら、肉をひっくり返し、さらに10分湯煎して完成です。
荒熱が取れたらバットにあげて冷まします。
冷めたら、油を綺麗に拭き取ります。
カットは、冷たくなってからにします。温かいうちに包丁を入れると、せっかく閉じ込めた肉汁が溢れてしまいます。
ラップに包んで冷凍しておいても、美味し食べられます。
もちろん、豚肉や鳥もも肉でも美味しくできます。
我が家では冷凍庫に、何かしらのお肉のオイルバスを常備して、お肉が猛烈に食べたい時の非常食にしています。
油は、綺麗にこせば2回くらいまでなら使いまわせそうですが、保存は冷蔵庫で2日以内の使用をオススメします。
ちょっとした工夫で、真空調理がなくとも旨みたっぷりのお肉を食べられる、暮らしの知恵でした。
note書くときのコーヒー代や、クロエちゃんへのスペシャルおやつ代にさせていただきます٩( 'ω' )و