台湾風大根餅の作り方｜大根の部位別レシピ

春に種を巻いたら今が収穫時、春巻き夏大根。大根は、腸内環境を綺麗にしてくれるので、食生活が乱れがちな夏の今こそ食べたいお野菜。大根は部位によって味が違うので、食べ方を変えるのも楽しい！

上の方は甘味が強いく水分が多いので、大根おろしなど生で。
真ん中は甘味と辛味がのバランスが良いので、そのままでももちろん、調理しても。
下の方は、辛味が強く柔らかな肉質なので、煮込んだり加熱調理にむいてます。

大根を使ったレシピは数多あれど、私が一押しなのが、台湾風大根餅。
もっちもちの生地の中に感じるほんのりとした大根の味。酢醤油があう！！とても美味しい！！おつまみにもどうぞ！！

加熱調理なので辛味の強い大根の下の部分を使って作ります。

水分も少ないので、調理しても水っぽくなることなく、旨みがギュッと詰まったもっちもちの大根餅を作ることができます。

ところで、大根餅とは中華料理屋さんでよく出てくる点心の一つ。
英語ではカブケーキと言うそうです。可愛い。

地域によって作り方に微妙な違いがあり、

中国風＝生地をそのまま焼く
台湾風＝生地を蒸してから焼く（焼かない場合もある）

日本では、中国風の作り方が簡単で、一般的です。

味の違いは、中国風の作り方だと、生地をフライパンに流し入れてしっかりと焼くことで香ばしく大根の食感も残るので、その日の食事のメインにもなるくらいな存在感！

一方、台湾風は蒸すことでもっちり感が強くなり、大根もしっかりと馴染んでお上品な感じ。酢醤油はもちろん、お砂糖や蜂蜜をかけてお菓子感覚で食べるのもぴったりです。焼かないのでヘルシーでもあります。
お野菜嫌いな子供でも食べやすい。

せっかくなので、今回は、あまり一般的でない台湾風の作り方を紹介します。

noteのレシピと合わせて、こちらの動画で生地の固さやフローを確認しつつ作ってもらうとわかりやすいです。
北海道の大自然と共にお楽しみくださいな。

ちなみに、大根はたくさん育てたので、今年は大豊作〜！！大根キムチも作りたいなあ。

台湾風大根餅の作り方

モチモチでとても美味しい大根餅。蒸しあがったものをそのまま食べるのはもちろん、フライパンで焼いても美味しい。
冷ましてラップに包んで冷凍できるのもポイント！！解凍してフライパンやトースターであっためて食べるとこれまた美味しい。酢醤油、蜂蜜、黒蜜お好きな食べ方で召し上がれ！

【レシピ】作りやすい分量

・大根　1/3本（千切りした時に200gになる分量）
・上新粉　120g
・水　70~120g
・塩 少し
・油　少し

油は液体であればなんでもOKです！大根は、皮が硬い場合はむいてから使いましょう。スーパーの大根であれば、皮ごと使っても大丈夫です。農薬が気になる場合はむいてください。

【手順】

1
洗った大根を千切りにします。スライサーを使うと便利。

２
沸騰したお湯（分量外）で千切りした大根を軽く茹でます。

半透明になったら茹で上がり。

３
ザルにあげて水気をしっかり切ります。

４
上新粉と合わせます。

５
ゴムべらで混ぜます。大根が冷めないうちに、水を少しづつ加えます。
塩も入れて、耳たぶくらいの固さになったらOKです。

６
耐熱の型に液体の油を指で塗り、５の生地を入れます。
型は小さなパウンドケーキの型を私は使っています。耐熱であればシリコン型でも大丈夫です。

７
表面を綺麗に整えたら蒸し器をセットします。

蒸し時間は30分です。

８
冷めたら型から取り出し、カットして完成です！

もちもちして切りにくいので、包丁を水につけながらカットしましょう。

出来立てはそのまま食べても美味しいです。
本当に、もちもち！

カットしたものをラップに包んで冷凍しておけば、あっためていつでも食べられます。

もちろん、ごま油でさっと炒めても美味しい！！

蒸すことで、冷凍保存もでき、お菓子にも食事にもなる台湾風大根餅。

干し海老や干し椎茸、ソーセージを入れて作っても美味しいですよ。

ピーナッツを砕いて入れると、甘み系ソースにも合うので食感が楽しくて良い！

この作り方をベースに、色々と混ぜて自分なりのベスト大根餅を見つけるのも、楽しそうですね。