なんでこんな私になったの?ちょびっと詳しい自己紹介②~初めて行った手作りの市~
前回の記事では、摂食障害をきっかけに食に興味を持ち、料理魂に火が付いたと述べました。
そこから更にヒートアップして、料理が大好きになったのには、偶然とは思えない必然だったのかな感じる出会いが沢山あったからです。
(歌手ゆずの「雨のち晴レルヤ」っていう曲何回聞いても好き。)
( ♪ 突然偶然それとも必然、始まりは気付かぬうちに~)
高校にはなかなか登校できず、内科や精神科へ通ったりもしていましたが、医者やカウンセラーに話を聞いてもらうほか、私にとって恩人とも言える方ともよくお話をしていました。
その方は、私の妹と同級生のお母さんで、所謂、私の母のママ友になる方なので、私より何歳も年上ですが、とても優しく親身になってお話してくださりました。
今でもお菓子を持っていったり、お話をしたり、お世話になっています。
高校1年生の5月、その恩人から、大阪にある天満宮で開催されている手づくりの市へ行きませんかとお誘いを頂き、母と妹と一緒に行きました。
すがすがしいお天気で、夏が近付いているなあという頃、
開始時間より早くに天満宮へ着いて、お参りをして、近くのかわいいパン屋さんへ行ってみたりして、
いよいよ始まった手づくりの市。
その時の感動は今でも忘れません。
「こんな場所、こんな空間、
日本にあったんだ。いや、世界にあったんだ。」
と。
出展者さんは、みなさん笑顔でほがらかで、
お客さんは、目的のお店にめがけて行くものの、譲り合いの精神も忘れず。
その空間にいる人みんなが家族みたいな、
なんというか、仲間じゃないけれど、見えない何かで結ばれている感じ。
ディズニーランドみたいな、
私の中では夢の国のようでした。
私もお菓子屋さんでお菓子を買って、
雑貨屋さんでイヤリングを買いました。
沢山買いすぎて、一か月のお小遣い以上に買いました。
でも、幸せでした。
タイトル写真にあるお弁当も買いました。
手づくりの市が行われている近くにある自然派のごはん屋さんの玄米お弁当。
このとき食べたもっちもちの玄米ご飯にも感動しました。
(白米は怖かったけれど、玄米はなんとか少しは食べれていました。)
そして、手づくりの市の主催者さんとお話までできました。
あの時の私は青白くてヒョロヒョロで、
でも、とっても明るく優しく、私に向かって笑顔で語りかけて下さった主催者さんとお話をし、
「私もいつか、元気になって料理が上手になって、
出店側になってみたい。」
と心のどこか奥の方で思い始めました。
その日が、
「いつか自分のお店を持つ。」
という夢ができた日でした。
そして今年の5月、
ありがたいことに、私が出店側となり、お菓子を販売させてもらったのです。
あの時と同じ「5月」。
その日もすがすがしい、夏が近付いているなあという日でした。
あの時に恩人が、手づくり市へお誘いしてくださっていなければ、お店を持つという夢はできていなかったかもしれない…。
過去の自分、出会ってくれた人、みんなに感謝。
今回はこの辺で。
次回は、病気を克服すると強く決めて、veganを知るきっかけになった人との出会いのお話を。
2023/8/6
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