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1日8時間労働の支配力

こんにちは!
この8月からオーストラリアにワーキングホリデーに来ています。
このワーホリの間では、自分のこれからのキャリアを見つめることに焦点を置いています。

現在、私は勤務時間の下限が週に20時間のPart-time契約ですが、日本にいたときは1日8時間が標準労働時間の企業に勤務をしていました。当時と今で感覚が違うので、今日はそのことについて考えてみようと思います。

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私なりの感覚ですが、1日8時間以上勤務しなければいけない、という日は、全てが8時間勤務モードになって1日がすべて支配されてしまいます。朝起きる時間から夜寝るまでの家事を含めた作業が、自分にとって8時間勤務に最も適した方法、時間で行われるようにカスタマイズされ、自分はそれにしたがって動いています。

しかし、そのカスタマイズされた生活習慣は自分で希望したものではなく、8時間の労働時間を確保するためにやむを得ず作られたものです。人間はロボットではなく、感情を伴っています。毎日そのような生活をしているうちに、いつまでこの生活をしなければならないのだろうと思うことがあります。たとえ週2日の休みがあって、一時的に自分のやりたい生活ができたとしても、仕事の日が来たら戻らなきゃという力が働きます。誰に言われたのではないけれども「させられている生活」という感覚が強く働きます。たとえ9時間勤務だろうと10時間勤務だろうと同じような感覚に陥るので、きっと8時時間働くとそのように感じてしまうのだと思います。

現在は、平均で6時間勤務をしています。今週から仕事が始まったばかりなので、覚えることが多かったり、体力が追いつかなかったりで疲れてしまいますが、「させられている生活」にはなっていません。特に家の中でやる作業の全てに少しずつ余裕があり、心落ち着かない生活ではありません。今時点ではやりたくてもできていないことも多々ありますが、もう少し慣れたらできそうな気がしています。

6時間勤務生活になったらなったで、もっと短くしたいと言い出すかもしれませんが、今は余裕を持って生活ができていることに喜びを感じています。

冒頭にも書いた通り、ワーホリを通して今後のキャリアについて考えたいと思っています。
今回は勤務時間という切り口から考えましたが、まだまだ考えられる切り口はたくさんあります。今回のような、些細な気付きを大切にして、ワーホリを終えた後どう仕事と向き合っていくのか、一つ一つ考えていきたいなと思います。

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