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人生100年シリーズ ⑨ 「今日」がこれからの人生において一番若い日

 

ついこの間「年末、年始」だと思っていたら、もう月末です。1年の12分の1。1年を1日とするともう2時間経過したことになります。

 

無駄な日々を過ごしたい。と積極的に考え、行動する人はそうはいませんよね。人間は本能的に、今の状況を「より改善したい。より良くしたい」と考えるモノなので、本来は毎日をより充実して過ごしたいと考えると思いますが、漠然と考えても実感が湧きにくいので具体的に考えてみたいと思います。

 

例えば、全く改善しない人と1日1%改善する人の1年後の成長度合いを計算すると、

『1.0×1.0×1.0、、、(1^365)=1.0』1をいくつかけても1ですね。

ところが、1日に1%成長したとすると、『1.01×1.01×1.01、、、(1.01^365)=37.8』約38倍となります。これが複利の力です。

 

しかし、これはとても気が付きにくい。なぜなら、1日1%ですので、初めのうちは見えません。一週間では1.07倍にしかなりません。しかし、1か月では約1.35倍、2か月では1.83倍、3ヶ月で2.47倍、1年後はなんと37.8倍にもなります。

逆に、毎日が「-0.1%」の人はなんと1年後に0.02になってしまう。

 

これはあくまで机上の計算になりますが、毎日の過ごし方が大切だという納得しやすい考えではないでしょうか。日々の小さな積み重ねが、数年や数十年で大きな差になるということです。

 

これは「何かをしようと考えているのと、実際に実行する」のでは全く違うという事でもあります。「よく○○しようとしている」「次は○○する」と口にしがちですが、実際には、「している状態」と「していない状態」の二つしかありません。

 

スターウオーズで、ヨーダがルークに沼に沈んだ戦闘機をフォースで浮かび上がらせろ、と指示した際、ルークは疑いの表情で「じゃあやってみます、できないと思うけど」と言い、イヤイヤやって当然のように失敗します。そこでヨーダは「do. or do not. there is no try (やるか、やらぬかだ。ためしなどいらない)」と言います。ヨーダは、中途半端にやるのではなく、しっかりと決めて「やる」ことが大切だと説いているのです。「甘えずにやる!」プロ意識の大切さを忘れずに日々挑み続けたいですね。

 

調子が悪かったとか、忙しかったからとか色々と言い訳をしたくなりますが、本気で実現しようと思ったら、なんとしてでもひねり出して実行するはずです。

全ては自分に掛かっている。今更、、とか、もう手遅れという事はありません。

 

何故ならば、

「今日」がこれからの人生において一番若い日だからです。

以上

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