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本棚:『明日できる仕事は今日やるな』

先日「夕方にメールを送らないでください」と書きましたが、これまで、来たボールは全力ですぐに返すべし!と思っていましたが、それだと仕事がなかなか切り上げられなくて悩み中です。そんな中で見つけた「明日できる仕事は今日やるな」とは、なんとも魅了される言葉といいますか。確かに、今日の今日に対応しなければならない緊急の案件なんて滅多にないわけで、明日でも十分早いだろうなと思いました。
本書で勧められているのは、「ここまで!」と制限するラインが引かれたクローズ・リスト。一方、よく聞くTO DOリストは、それとは逆のオープン・リストで、いくらでも仕事の追加ができます。TO DOリストは私も使いますが、リストがなかなか減っていかないと逆にストレスで。しかも、相手がいて自分だけで完了しない案件だと余計にリストに残っている状態にモヤモヤしてしまいます。
今日新たに発生した仕事を全部明日のタスクとするのは、少々、勇気が要りますが、例えば16:30以降に来たメールは強制的に明日のタスクとするとルールを決めて実行。1週間、1カ月でどのぐらいルールを守れたか数えてみるだけでも、だらだら残業するのは減るかもしれないなと思いました。うむ、試してみよう。何事も実験してみないと分からないし。
明日できることは今日やるな、と言いつつも、期限が先で余裕があるもの、緊急性の低いものをちょっとずつでも「今日やる」というのもポイントだなと思いました。たいてい、急ぎの案件は、どこかで寝かされていた結果、直前で慌てる羽目になっていることが多そうですし。


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