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本棚:『時ひらく』

表紙のデザインで気づく人もいるのでしょうか。三越を舞台にしたアンソロジーです。著者は、辻村深月さん、伊坂幸太郎さん、阿川佐和子さん、恩田陸さん、柚木麻子さん、東野圭吾さんの6名。なんか好きな作家さんがそろってる!と手に取りました。
三越といえば日本橋三越なのだと思うのですが、伊坂幸太郎さんの作品では仙台の三越でして、思わずニヤリ。でも振り返ってみれば、仙台に住んでいたけど、仙台の三越に行ったことないかも…。今はないですが、千葉の三越には何度か行ったことがあって、それは世界ネコ歩きの写真展を見るため。その時に買ったポストカードは使うのもったいなくて。
一方、日本橋三越はたぶん一度も行ったことがないのですが、本書を読んで俄然行きたくなりました。三井記念美術館へは行ったことがあるので、近くを通っているんだけどなぁ。

地元山梨には大きな百貨店はなくて、百貨店といえば岡島。中学の頃とか、友達と岡島に行くのは、ちょっとしたイベントみたいな感じだったなぁ。あとは、今はない山交百貨店。甲府駅の近くで、友達が地下の食品売り場で働いていたこともあったなぁ。今はヨドバシカメラとなっていまして、たまにしか帰省しない身としては、まだ慣れない…。

めったに百貨店に行くことはないけれど、ちょっといいお買い物、ぜいたくな時間を過ごすところといったイメージで、悪いイメージを持っている人ってほとんどいないんじゃないかなぁ。


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