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本棚:『ドイツの女性はヒールを履かない』

著者は、父親がドイツ人、母親が日本人で23歳までドイツで過ごしたサンドラ・ヘフェリンさん。タイトルにあるように、ドイツのオフィス街では「ペタンコの革靴」を履く女性を多く見かけるとのこと。そもそもドイツ人は散歩が大好きで、よく歩き、ちょっとそこまでの距離が日本の感覚とは異なるようです。そして、ヒールを履く人が少ないだけでなく、仕事でもプライベートでも「すっぴん」の女性が多く、「すっぴん」という言葉自体ないそう。一方、香水をつけないと出かけられないというか、日本でいう「すっぴん」で出かけるような感覚のよう。どちらが良い or 悪いではなく、そういうライフスタイルもあるんだなと知ることで、肩の力が抜けることもあるかもしれません。

私はこてっこての日本人ではありますが、ヒールはほとんど履かないですし、今はファンデーションをつけていません。ファンデーションをやめたのは、コロナ禍で読んだ わたなべぽんさんの『やめてみた。』の影響。「日焼け止めと白粉だけでいいかも。さいわい、マスクであまり顔見えないし!」とファンデーションなしへ移行。化粧品代はほとんどかからなくなりましたが、肌の調子は今の方がいいように思います。
ヒールをほとんど履かないのは、なんといっても歩きやすいから。毎日1万歩ぐらい歩いています。自分としては、よく歩いている方だと思っていましたが、ドイツだったら、ふつうより歩かないレベルなのかなぁ。片道30分以内なら歩いて行ける距離だと思っていて、電車やバスを使わないので、ケチ臭いかな?(まぁ事実、ケチなんですけど)と思っていましたが、もっと歩いていいんだ!と思いました。環境にも健康にもよくて、徒歩最強!


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