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本棚:『サイコパス』

先日読んだ『悪の脳科学』を同僚に紹介したところ、「中野信子さんの著書では『サイコパス』とか読んだことありますよ~」とのことで興味を持ち、こちらも読んでみました。
サイコパスというと、ドラマの犯罪者のイメージが強かったのですが、「勝ち組サイコパス」と「負け組サイコパス」がいるんですね。そして、オタサーの姫やサークルクラッシャーもそうなのか…と。
自己肯定感は低いし、すぐ感情的になりやすいし、自分はサイコパスではないと思っていますが、自分の周りにもいないよな…と思っています。が、100人に1人ぐらいの確率ならば、これまでに出会っている可能性は高いよなぁ~と。ただ私が気付けていないだけなのか。年をとると、他人を疑うこと、すなわち認知負荷が高く、脳が疲れる行為を積極的には取らなくなるそうなので、今後も身近にいても気づかなそうな気が。
サイコパスであるかどうかに限らず、「話せばわかる」というのは幻想だよなと最近になってようやく分かるようになりました。話しても分かり合えないこともあるわけで、その前提で、諦める…ではなく、どのように妥協点を見出すか、仕組みを工夫するか、などが大事なんだろうなと。
脳科学、難しいですけど、興味深いですね。


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