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本棚:『今夜は、鍋。温かな食卓を囲む7つの物語』

本格的な夏はまだ先なのに、暑いな…と思う日が多くなってきた今日この頃。鍋の季節ではありませんが、好きな作家さんの名前があったので、「おっ!」と思って手に取りました。そういえば、クリスマスのアンソロジーを夏ごろに読んだこともあったっけなぁ。
私が一番好きだなと思ったのは清水朔さんの『初鍋ジンクス』。7つの物語のそれぞれの扉の絵の中でも、これが一番好き。だって、具がアレだから。
それから、角田光代さんの『鍋セット』も、じんわりと「いいな」と思いました。どこかで読んだことあるんだよなと探してみれば、『1日10分のしあわせ NHK国際放送が選んだ日本の名作』でして、読書メーターでの感想でも書いてました。

鍋と言って思い出すのは、大学時代の芋煮かなぁ。あとは 駅伝大会でのおでん。どちらも研究室のイベントでしたが、準備するのは4年生の役目。同期 数人の中で女性は私一人でしたが、料理に自信はなく不安で…。でも、同期の中に八百屋の息子がいまして、そこで野菜を調達したのですが、お母さんが下ごしらえしてくれていたんですよね。なんともありがたい!
準備は面倒だけれど、飲み物とかお菓子とかの買い出しは楽しかったなぁ。自分の欲しいものを選べるし。そして、やっぱり、みんなで食べるのが一番楽しいのでしょうね。


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