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どの辺ノープロブレム?

少なくとも
久方ぶりに落ち着ける場所を
手に入れた訳にございます

手を洗い
バッグを広げ
スリッパ等 出して休憩

外は夕方だというのにまだ明るく
イスタンブールでの
長い一日目となりそうです

バッグの中で
随分スペースを取っていたサンダルは
メイドイン しまむら


どうでも良いけど
わたくしたちのベッドには
シーツ1枚なのに

先住人さんのお布団だけ
やけに豪華じゃない?

長いこと
泊まってるのかな

ドミトリーのメリットと言えば
相部屋の方との旅の情報交換だったりもするのですが
彼女はまだ帰ってくる気配すらございません

もう19時だし
なのに明るいし
少し散歩に出掛けてみましょう

最初に入ったお土産屋さんで
フルーツのお茶を振舞って頂きました

初日です故
この日は何も買わなかったけど

この街を去る時までずっと
通る度に手を振ったり
ギフトショップの彼らは
友好的でいてくださいました

最後の日に
いくつかのキーホルダーを購入致しました

スターバックスに戻ってきた

スルタンアフメット駅に近い場所に
宿を取ったつもりだったのに
1km弱 離れてしまったとは…

これがウワサの
ぬれバーガーか!

14リラね
少しずつ物の相場が分かっていきます

でも高いのか
安いのか
どちらなのでしょう

ぬれバーガー
まだ初対面の貴様に心を許した訳ではない

と、言うわけで
ホットドッグと
パニーニをご注文

わたくしは
美味しくパニーニを頂きましたが
ホットドッグのソーセージは
美味しくなかったとのこと

そういえばイスラム圏
豚が食べられないんでしたね

綺麗な広場で
ラマダン中なせいもあってか
街の人はゆったりと過ごしています
いぬ・ねこが凄く多いと思ったら
街全体でご飯を与えて
保護してあるようです
この子は耳にタグ
(もしくはBluetoothイヤホン)
を付けられていますから
予防接種や健康管理など
してもらえているんでしょうか
程なくして
水とアイランを買い込み
部屋へ戻ります

初夜です故
大人しく早めに床に就くがよろしいでしょう

ふたり交代でシャワーを浴び
洗濯をし
眠る用意が整ったところへ
初めましての同居人が帰って参りました

彼女はスーツを着込んでいて
まるでこの付近でお勤めかのように見えました
よってその夜は
質素な挨拶のみ交わし眠りました


…しかしやはり
深夜は寒い

明け方、シーツを限界まで引き伸ばし
足先から頭まですっぽり被ります

また数時間 眠った後
およそ800m離れた
本宿のオジにメッセージを送ります
「寒くて寝られんぞ。
ブランケットを2組 お願い!
絶対な。」

そういえばこの宿
結果的には
そんなに悪くも無かったのですが
シャワーもぬるかったのです

翌夜も凍えながら眠るのは
絶対に嫌だと思いました

知らぬ間に
オジから返信のメッセージが
届いておりました

「アリー、分かったよ。
ノープロブレム」

そういえば
会う人 会う人
「ノープロブレム!ノープロブレム!」言うけど…
今のところは心配ばかりにございます

サポートして頂けたら、費用を次の旅費とさせて頂きます。旅の様子はnoteにてお知らせして参ります。仲良くしてくださいね。