DIYをするなら最初からプロ仕様の道具を選ぶべき理由
2020年4月28日(火)
【Day 40】
今日は長女が入学準備として隣町の学校まで面接に行ったり、インターネットが開通したり色々あったのだが、なんと言ってもメインどころは今日届いたイケアのベッドづくり×3だ。
何しろ新居に越して以来、3日間床にゴロ寝でしのいでいるのだから、ベッドづくりは重要な任務である(寝室はカーペットなのでダメージは少なめ)。
それにしても昨日からずっと家具を組み立てている。仕事が暇で心底よかった。もし仕事が順調で多忙だったとしたら、週末までゴロ寝をし続けなくてはならないところだった(ゴロ寝でもいい……仕事が欲しい……)。
さて、まず手始めに、最も難易度が高い子供部屋の二段ベッドから着手することにしよう。
コイツはカスタマーレビューで「組み立てに4時間かかった。休日をリラックスして過ごしたいなら絶対に買うことをオススメしない」とあったツワモノである。
ふん、そのレビューの投稿者はよほど素人仕事をしたのだろう。
この二段ベッドがどうして難易度が高いのか、僕にはわかる。
まず、木ではなくスチール製だから重い。そして、そのスチールフレームをメッシュのファブリックに通してピンとテンションをかけることで強度を獲得するタイプであるため、フレームを通す穴やネジ穴など、遊びが少なく非常にタイトに作られている。
だから要所要所でかなりの力と、同時に全体を俯瞰して適切な場所を支持するバランス感覚を要する作業になるのだ。
この手の家具は2人で組み立てるほうがベターだが、まあ、1人でもなんとかなるでしょう。それでもさすがに4時間はかからない。せいぜい3時間、コツさえつかめば2時間コースといったところだ。
……5時間かかりました_| ̄|○
photo by 三女
やっぱりノンバーバルな説明書は落とし穴ありすぎ!ところどころ部品の向きがひっかけ問題みたいになってるし!通す穴わかりづらいし!「オプションとして向きを変える場合には」的な説明をメインの流れに組み込んであるから混乱するし!
組み立て前にアナライズしたことは全部当たってたけど、だからと言ってスムーズに組み立てられるかはまっっったくの別問題だった(当たり前)。
各寸法がタイトすぎて、フルパワーで引っ張りながらネジしめる、そしたら反対側が脱落する、の繰り返し。最適な支持場所なんて考える余裕もない。
コイツをたった4時間で組み上げたなんて、レビュー投稿者はかなりの手練れに違いない。
さて、こんなところでもたついている場合じゃない。あと二種類も作らなくちゃいけないからな。みんなの質の高い睡眠のために。まずは長女の部屋のベッドを完成させてやらなくては。
「あ、おとう。もう作っておいたよ」
ズコー
いつの間に…こんなの1人で組み立てられるようになったんだ?まあ、一番簡単なベッドだったからな……
何にせよ、たくましく成長しているのはいいことである。
そして最後にアッコと僕が寝るマスターベッドルームのクイーンサイズのベッド(これは比較的シンプルな作りだった)を作り終わった頃には、もう23時を回っていたという……
次女三女は早速出来立てホヤホヤの二段ベッドへ。
……あれ?下段に誰もいない?
と思ったら上段で仲良く寝てた。
カメラを切り返すと、イケアの残骸……あるあるですね。そうじゃないのもいっぱいあるけど( ;´Д`)
ともかく、昨日からの一連の家具組み立て作業を通じて、僕は新たな教訓を得た。
道具は絶対にプロ仕様のものを使ったほうがいい。
特に、一本一本のネジ締めに関して、製品付属のちゃっちい六角レンチでちまちま締めるのはとにかく非効率だ。これを全部インパクトドライバーで片付けたら、相当時間が短縮できる。5時間かかった二段ベッドだって半分とは言わないまでも3時間ぐらいで片付けられたと思う。
もしこれがDIYだとしたら、早いとこ完成型のイメージができるところまで持って行けたほうがモチベーションも保ちやすいはずだ。だから、もしDIYにチャレンジしようという場合は、最初から道具はプロ仕様のものを選ぶべきだ。
ノコギリなら電鋸、ドライバーはインパクトドライバー。「まずは手でキレイに切れるようになってから」などと考えず、いきなりラクできる道具を手に入れたほうが絶対にDIYが好きになれる。
「どうでもいいこと言ってないで、早く靴棚作ってよ!」
……はい( ;´Д`)
今日はもう遅いんで、明日やります……
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