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自分探し迷宮から抜け出すために、3つの鍵を手に入れよ! 〜第1の鍵:「価値観の言語化」〜

2021年から参加している手帳コミュニティ「自分軸手帳部」では、書籍の実践を部員さんと一緒に取り組む「書籍実践サークル」という活動があります。
(書籍から得られる学びを参加メンバーと共に実践し、取り組み内容をシェアし合い、自己変容につなげるもの)

今年は5月に八木 仁平氏の著書「世界一やさしい才能の見つけ方」(略して「せか才」)とコラボした実践イベントを開催。

その流れで6月に同シリーズじ著者の「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」をテーマとした実践サークルが始まることに。

「せか才」イベントに参加したものの、最初の1週間で取り組みが停滞してしまい不完全燃焼...  
このまま才能を埋もれさせていいのか?やりたいこと探しの旅を続けるのか? 否! ということで、実践サークルへの参加を決めました!

書籍実践に取り組んで約2週間、「挫折」の文字がチラチラ。
それでもなんとか続けて得られたものもありました。

この本の実践にチャレンジしようとしたけど億劫で行動できていない。
実際に取り組み始めたけど、ワークが大変でなかなか進まない。

そんな方へ、このまとめがヒントになれば幸いです。

どんなことに取り組むの?

「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」略して「せかやり」は、「やりたいことを見つけて、やりたいことで成長し続け、人を喜ばせお金を稼ぐ」ための一番最初のステップ、「やりたいこと」の見つけ方に焦点を当てています。

「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」の重なり合う場所が「 本当にやりたいこと」。
それを書籍中のワークを通じて見つけよう、というもの。

Amazon unlimitedでも読むことができます。

最初のステップ:「大事なこと」の言語化

上述の通り、「本当にやりたいこと」を見つけるためには次の3つを言語化します。

①大事なこと
②得意なこと
③好きなこと

今回は最初のステップである「大事なこと」を言語化することに取り組みました。

大事なことを言語化するための方法として、本書では5つのSTEPが紹介されています。

①質問に答えて価値観キーワードをリストアップする
②価値観をマインドマップにまとめる
③他人軸価値観を自分軸価値観に変換する
④価値観をランキング化する
⑤価値観ランキングの中から仕事の目的を決める

①質問に答えて価値観キーワードをリストアップする

価値観キーワードをリストアップするために5つの質問に答えます。
実際に取り組み書き出してみたのですが、5つの質問だけでは価値観キーワードをリストアップするための情報が出しきれなかったので、巻末にある30の質問に取り組みました。

なかなか時間がかかる取り組みでしたが、書き出した答えを眺めながら、これまた巻末にある価値観100リストを参考にしながら、自分が大切にしている価値観キーワードを書き出していきました。

余談ですが、ここだけで3~4時間!
30問の質問に答えて価値観キーワードを見つけるのが特にハードでした。

②価値観をマインドマップにまとめる

①で書き出した価値観キーワードをマインドマップを使ってグルーピングしていきます。
どの価値観をどういう項目でグルーピングするのかに少し悩みましたが、正解はない&厳密にやることが目的ではないので、思い切りでまとめました。

最初からマインドマップで書き出すと何で括るか(どうカテゴライズするか)で手が止まってしまうので、その前に付箋で似た価値観をまとめて抽象化する、という手順を踏むとやりやすいと思います。

③「他人軸」価値観を「自分軸」に変換する

書き出した価値観で自分にはコントロールできないものがあれば、その目的とそれを手に入れて何をしたいかを深堀します。
深堀を通じて、自分でコントロールできる価値観に見直します。

④価値観ランキングを作る

マインドマップで大括りした価値観を眺めて、自分の中で優先順位をつけていきます。
「ランキング化」と書いていますが、ピラミッドを作り、ベースとなる土台の価値観から積み上げて最終目標としての価値観を見える化していきます。

⑤価値観ランキングの中から仕事の目的を決める

価値観ピラミッドができたら、仕事の目的も言語化します。
言語化するために、過去自分自身が人に価値を提供した、あるいはしようとした経験を10個書き出し、そこから一番多く出る価値観を「仕事の目的」に定めます。

価値観ピラミッドをみての気づき

以前「価値観ワークショップ」という、自分が大切にしたい価値観を見える化するワークショップに参加したことがあります。

結果的に、当時自分がたどりついた価値観と、今回作り上げた価値観ピラミッドの土台の部分が類似していて興味深く感じました。

また土台の部分は自分自身(個人)にフォーカスしている一方、上段にいくと影響範囲が他者に広がっているのが私の特徴。
自分ひとりが安心安全な環境でチャレンジできればよいのではなく、周囲の人たちにも同様の環境で挑戦できるよう、その後押しをしたいという動機が明確になりました。

上記の気づきから、仕事の目的は、価値観ピラミッドの土台「安全基地」「好奇心」を紐づけて、「安心してチャレンジができる場を提供し、応援する」としました。

これは、なんとなく普段から考えていたことが言語化され、非常に納得できた部分です。
集団を構成する個が安心して「よし、やってみよう!」と思えることがまず第一。この前提があってこそ、自身の得意・強みで貢献しようという発想や成果に繋がらない、と普段から思っていましたから。

価値観の言語化は迷わないための道しるべ

価値観ピラミッドと仕事の目的を見える化・言語化できたことは、とても大きな収穫でした。

言語化できるとそれが記録に残り、迷いがあった時に戻ってこられる。
ホームベースの位置が明確にできたので、ここから離れてもまたおうちに戻ってこられる安心感たるや!

大切にしたい行動指針として、仕事で使用している手帳にも書き留めて時折見直したいと思います。

次のステップ

本当にやりたいことを見つけるための3つのうち、今回は最初のステップである「大事なこと」を言語化しました。

現在は2番目ののステップ「得意なこと」に取り組み中。
こちらも息切れしないよう、マイペースでも少しずつ進めていきたい!

言語化できたらまたnoteにまとめますね。




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