本番で力を出せる奴はやっている!〜父ちゃん家庭教師16〜
「本番に強い人」っているよね。それって生まれつき?それとも才能?いやいやどちらでない。そういう力って鍛えられる。「本番をイメージしたトレーニング」✖️「正しい努力」って話。「知ってる」と思った方でも騙されたと思って、最後まで読んでみてください。知っていると思ったものと違ったものかもしれません。
この記事を音声化しました ↓
期末テスト前日の朝より、、、
「この人、本番に強いな」って思う人っているよね。
自慢するわけじゃないけど、僕は「本番に強いタイプ」。
では何をしていたかというと
「イメージトレーニング」。
それだけでなく、「正しい努力」も必要。
勉強に関しての「正しい努力」は以下のものだと思っている ↓
僕は、無意識のうちにその状況を想定して、
繰り返し繰り返しトレーニングしていた。
これは、誰かに教えたれたことではなかったけど、
気づけば、そう言ったことを常にやっていた。
勉強でも野球でも自己紹介でもスピーチでも。
おそらくこれが僕の「本番に強い」秘訣だと思う。
これってわかれば、誰でも鍛えられると思うから
長男にも今、教えている。
僕のトレーニングは、中学校の時の定期テストからスタートしている。
そして、高校からの野球の試合。
大学入試までの経験を経て、ブラッシュアップされたのが、
教員採用試験での経験である。
僕が採用試験を受けた時の倍率は11倍。
11人に1名のみ合格する。
1000名以上受験する人がいたので、
受かるのは、80名ほどだろうか。
狭き狭き門である。
そこを突破したのだから、やはり「本番に強い」方になる。
というか
本番に力を出せるようにトレーニングした
という方が正確である。
なんせ、大学時代は1に遊び、2に遊び、3、4がなくて、5に野球
という生活。
勉強の「べ」の字も見つからない生活。
大学卒業後、採用試験に向けて
3ヶ月の間、1日13時間ほどの猛勉強をした。
13時間やっても合格するのは簡単ではない。
当日のプレッシャーと言ったら半端なかった。
今までかいたことのない油汗をかいたのを今でも覚えている。
本番に強いというのは、緊張しないということではない。
力を出し、結果をだせるということである。
さて、本番前までにどんなことをしていたのか。
①自分はできると暗示をかける(実体験を通して)
毎週模擬試験のようなものを受けていた。
最初はどの教科もほとんど分からない。
そこで何をしたか。
それは、「甘く採点する」である。
「だいたい当たっているな」と思うものは迷わず○。
模擬テストでは毎回順位が出る。
そして自分を上位3分の1に入れていた。
※主催者からの情報では、毎年このテストの上位3分の1が合格していると聞いたからである。
時間も制限なく、納得いくまで時間をかけた。
②必ず多数の人のいるところで模擬試験を受ける
模擬試験問題は、持ち帰ることもできた。
時間のある時に家などでやる人もいたと思う。
自信がついてからやる
という人もいたかもしれない。
でも僕は、どんな時もその場でやった。
試験の雰囲気ってそこでしか味わえないからである。
そして、毎回本番の気持ちで挑んでいた。
時には粘りに粘って、
一番早くきて、一番遅く帰ったこともあった。
③本番が近づくと本番の時間に合わせる
本番が近づくと「時間」も同じ、「採点」も厳しくしていった。
もうその頃には、その状態でも上位3分の1に食い込めた。
④戦術を決めるために実験する
残り1ヶ月前になると、戦術を決めるために
様々な実験をしていた。
採用試験では「国語、算数、理科、社会」「体育、音楽、家庭、図工」
の8教科を2つに分けて、4教科を90分でやっていた。
分け方で決まっていたのが、「国、算、理、社」から2つ
「体、音、家、図」から2つで組み合わせを作ること。
さらに国語と算数は分かれること。
これは確実だった。
この組み合わせがどうなろうと対応できるようにトレーニングした。
トレーニングはテストと同じ時間でやってみたということ。
さらに、4つの教科のうち、
何から始める方が力を出しやすいのか
というのも試した。
だから、本番では
迷うことなく、戦術通りの順序で解いた
これは、ちょっとしたことだけど、大きな違い。
迷う時間、余計な不安をなくしているからである。
実験済みだから、迷いも不安もない。
試験をしながら、「やっぱあっちからやればよかったかな」
なんて1mmも思わない。
これで合格できなかったら、仕方がない
という感覚である。
本番に向けたトレーニングってこんな感じである。
テストでなくても、他のものにもきっとトレースできる。
僕が数十名から百数名の前で授業したり、講座をもったりする時も
車内で繰り返し、声に出してイメージトレーニングをしていた。
これって、中学生くらいの時からずーっとやっている。
だから本番で力が出せることが多いかもね。
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