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父の出番〜次男がやらかした〜

次男が4年生のときにやらかした時の話です。父親と母親では役割が異なります。得手不得手があると思いますが、僕が考える父親の出番についての話です。

この記事を音声化したものです ↓

from:ありのまま@9#教員生活20年 #潜在数秘術士

天気が良くなってきた午後のカフェより、、、

今日のね、ブログ。

大丈夫かな〜?

もしね、問題がありそうだったら、コメントで教えてね。

削除するから。

ある年の1月下旬。

なんだか次男の様子がおかしい。

買い与えていないカードやらコインを持っている。

これはヤバイ匂いがする。

僕もね、次男だからなんとなく分かる

この悪い波動。

僕もこんなことはやったから分かるけど、

我が次男もやらかしているぞ

って思った。

ここは詰めないと後で大変なことになる。

滅多に来ない父親の大事な大事な仕事。

「これ、どっから?」

『え、』この時点で確信。

「こんなもの、買った覚えはないけど」

『ん?え?・・・もらった・・・』

「誰から?」

『友達』

「誰」

『ほんとは買った』

「え、お金は?」

『お年玉のやつから』

お年玉をまだ銀行に預けてなくて、保管してた。

中を確認。

なんと数万円ない。

しかも兄ちゃんのものも。

一気に噴火しそうになった。

「全部、これに使ったのか?」

『ん、友達とかにもおごった』

ここで考えたのが、

①純粋におごった

②お金をせびられた

③実は奢ってなくて他のものを買った

④その他

一番怖いのは、②。

これは大事件になる。

「誰に何をおごったのか?」

『○○にジュースとポケモンのゲーム』

「何回くらいゲームさせた?」

『二回?』

「本当は?」

『二回』

「ウソつくなよ。後で分かったら、助けられないよ。本当に二回?」

『うん・・・』

としつこくしつこく聞き出していった。

本当に友達にせびられたわけではなかったみたい。

ただ、次男は友達が

たくさんのカードやコインを持っているのがうらやましかった

って話してくれた。

分かるよ、分かる。

自分もたくさんカードとかコインを持てば、

友達がすごいねとか認めてくれる

と思ったって。

僕は次男の話を聞きながら、反省したね。

自信をつけさせなきゃってね。

とにかくウソのないように何度も何度も聞いた。

『ごめんなさい』と泣く次男。

さて問題は、兄ちゃんの数万円をどうさせるか。

次のお年玉から返させるって方法もあるけど、

僕は別の方法をとった。

次の年のお年玉では、彼には一切痛みが生じないから。

痛みを体験して、後悔し、前に進むと思っている。

だから

「あなたが仕事を始めて最初の給料で兄ちゃんの数万円を返しなさい。」

それでいいかと長男に聞く。

それでいいと長男。

自分が働いた対価でもらったお金を長男に返してもらうことにした。

十数年待ってもらわなきゃいけないけどね。

社会のなかでのルールでは今回のことは

どんなことになり、どうなっていくかなど

厳しく辛い話もした。

だからこそ真剣な話の後、僕は次男とお風呂へ入った。

ここが最も大事だと思ったからだ。

「ダメなものはダメ。ダメなことしたら、叱るよ。だからと言って、お前のことを嫌いになることはないから。」

って抱きしめた。

次男が生まれた時も、

「健康であればそれでいい」って思ったんだから。

そして、シャワーと一緒に涙も流れる。

「大丈夫、お前はできるよ」

って根拠のない期待をかける。

こんなものは根拠なんていらない。

そう思えば、そうなる

って思っているよ。

PS

大丈夫かな、この話。

次男が4年生の頃の話だからもういいよね。

PS2

いつだって迷いながら、子育てしている。

ベストはない。

その時のベターしかない。

でもね、何もしないのが一番アウト。

信じたことを思ったように話す、行動する。

それしかないよね、それがベターだからね。


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