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子供が「できそうだ」ってその気になるにはポイントがある!

子供が何かできるようになりたいって思っている時、親や指導者はどこを見て、どんな声かけをすれば良いのか。ほんのわずかの違いで子供の姿は180度、変わると言うお話。具体例をあげてお伝えします。

この記事を音声化しました。内容を少々膨らませて収録しております ↓

from:ありのまま@9 #教員生活20年 #潜在数秘術士

高級ホテルのコーヒーラウンジより、、、

たまには環境を変えて、、、

気分が全然違うよね。

ファミマのコーヒーと値段も全然違うよね。

雰囲気は最高!

※本日のメルマガは完全な自慢話です。ご注意ください。

次男が6年生の時の話。

彼は気分によってパフォーマンスに大きな影響が出る。

お勉強でも「分からない」

ってパニックになるとぜーんぜんできなくなる。

しまいには泣きながら、自分の頭を叩き始める。

分かりやすいよね。

そこがとってもカワイイ。

「あ〜できるようになりたいんだね〜」ってさ。

だから、大好きなんだ。

よって次男のパフォーマンスをあげようと思うと

気分を乗せることが最大のポイントだと思っている。

教え方ではない。

気分の乗せ方がもっとも重要。

次男はテニスを習ってる。

週に1度のテニス。

その当時は、別にとってもやりたいわけではなかったみたい(今現在は違う)

だって休日に次男に「テニスしよう」

って言われたことって、この1年で3回くらい。

まあ、ガツガツやるよりレク的なスタンスが好きな次男だ。

レッスンを見てるとほんと笑える。

下手でカワイイな〜って思う。

コーチは熱心に指導する。

そして熱心に指導すればするほど、

次男はできなくなっていく。

自分で「できない」って思い込むから。

まだまだ自分の気持ちをコントロールできないから仕方ない。

特にね、バックハンドがめちゃくちゃ下手。

打ち方をコーチは言葉や動作を見せて指導する。

なんていっているか分からないけど、

「ダメだ、こりゃ」

ってわかる。

教え方が悪いといっているわけではない。

なんていっても次男は気分でパフォーマンスが変わるから。

気分が落ちるようなアプローチをすると急降下する。

その日のレッスンは今まで最悪だった。

終わって帰ってきたときの顔は、、、

想像つくよね。

そして僕は何をするかというと

何もしない。

あえて教えない。

でもね、一言。

「あまりうまくいかなかったね。でもきっとできるようになるよ。」

って事実はそのまま伝えながらも、「きっとできる」

って励ますことは大いにする

だって、続ければある一定のレベルまではできるようになる

ってわかっているから。

だから、それ以上言わない。

別の話題へ切り替える。

どうしても触れたくなるけど、グッと我慢する。

気分が乗っていないから、今やっても効果が少ない。

別の日。

次男と近くのスポーツランドに遊びにいった。

そこにはバッティング、卓球、ビリヤードなどで遊べる。

テニスマシーンもある。

「バックハンド練習してみる?」

『うん』

この時点で90パーセントできるようになると思った。

「コーチにいつもなんて言われるの?」←ここ大事。

『ラケットの面をまっすぐにしなさいって』

「じゃあ、そこだけ意識しよう」←意識することを1つに絞る。

こう言う時ってあれこれ言ってもダメ。

どれも中途半場になる。

ラケットの面がまっすぐ振れれば良い。

ほんと、それだけ見る。

上手に当たったとか、きれいに返せたとかどっちでもいい。

それっていずれできるようになる。

だからね、僕はラケットの面の角度だけをみる。

ほんとにそこだけを見る。

他にも見えて言いたくなるけど、グッと我慢する。

「おしい、ちょっと上むいた」

「今のはいい、ちゃんと当たらなかっただけ」

「最高、今日一番いい」

って一打一打、ラケットの面のことを僕が評価するだけ。

これで断然次男の気分は上がる。

ロケットのように勢いよく気分上昇。

だって、ミスショットしても「今のはいい」

って言われることがあるもん。

「できているんだ」って感覚をつかんでいくから。

そのあと、次男はもう1回やりたいって

自分から要求したんだ。

4回もね。

もちろん、めちゃくちゃバックハンドが様になった

後日、テニススクールレッスンでも

全く違うパフォーマンスを見せた。

コーチ、驚いてたね。

次男、うれしそうだった。

その顔見て、僕はもっとうれしかった。

子供の嬉しそうな顔、最高にイイよね!

PS

スポーツランドの帰りの車中で

「俺、テニスのコーチ、うまいよね?」

『え、コーチの方がうまい』

「は?何が?」

『テニスはコーチがうまい』

「教え方よ、教え方」

『あー、教え方良かった』←上から目線。ウケる!

天の邪鬼の次男がこんなに素直に言わない。

特に僕にはね。

と言うことはめちゃくちゃ良かったと言うことだ。

自慢話でした。

PS2

次男はスポーツに限らず、気分を乗せることが

教え方より重要。

小さい子ほど、このようなアプローチが使えると思う。

勉強でも一緒。

例えば、算数などの丸のつけ方を変えるだけで、

グッとのびるんだ。

ポイントは

何ができていて、何ができていないかをはっきりさせること。

それについてはまたの機会に!


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