居心地が良すぎることは害〜ロシアでの学び〜
from:ありのまま@9
幽霊が出そうなロシアのホテルの部屋を思い出しながら、、、
ロシアへ行って、たくさんの刺激を受けた。
ロシア滞在期間にはロシア人のご家庭にお邪魔し、
バーベキューをした。
山の中の大きな家で、
ナイター付きのミニサッカー場、
そしてバーベキュー場がある。
豪邸だった。
大きなテーブルにはブルジア料理がいっぱいに広がる。
どれも美味い!
特に美味しかったのは、自家製のビール!
ぬるかったのに、最高に美味しかった。
ぬるいビールを美味しいってある?
興奮でドーパミンが出まくって、味が分からなくなったのか?
そして、「ウォッカ」。
ウォッカって「命の水」って意味って知ってた?
ロシア人は乾杯をするとショットグラスのウォッカを一気飲みする。
僕もわっしょいわっしょいした。
気づけば、ロシア人のテーブルに座っている日本人は
僕一人になっていた。
言葉は通じない。
武器は「酒が飲める」と言うのは強力なコミュニケーションスキルオンリー。
だから僕は楽しくウォッカわっしょいする。
ギターを弾いて歌ったり、カラオケが始まったり
とにかく賑やかだった。
ロシア人ってブスってしているイメージあるけど、
仲良くなったら、とことん親切になる。
めちゃくちゃウォッカして、ホテルでは大変なことに、、、
さて、ロシアに来て一番驚いたのは、
大人の子供への信頼度の高さである。
僕も信頼していないわけではないが、
大人がやった方が良いと決めてしまっているところがある。
子供に任せると、大人がやるよりできないこともあろう。
それでも子供に任せることの大切を感じたのがロシアでの経験。
日本チームを試合会場まで案内したり、
観光場所まで案内する役のロシア人男子が1人いた。
初日、僕ら日本人チームの集団の中に一人で入ってきて、
一人一人に挨拶をして回るロシア人男子1名。
『こんにちは、ニキータです。』
もちろん日本語。
それだけでもすごい。
僕はできるか、、、?
かなりビビるよね。
身長は僕と同じくらいの175cmくらい。
「ニキータ、何歳?」
もちろん僕は英語で質問。
英検準2級の資格を持っている、しゃべれないけど。
『14歳です。』
えー、うちの長男と1つしか違わないやん。
ニキータもすごいけど、それを任せる大人もすごい。
これは22時にウラジオストクに到着して、ホテルでの出来事だった。
翌日、朝集合時間にロビーに行くとニキータがいる。
『おはようございます。』
試合会場まで一緒にバスに乗り、案内する。
「ニキータ、今日は金曜日だよね。学校ないの?(もちろん英語)」
『あるよ。』
えー、学校休むん!
しかも聞いたら、ニキータ、サッカーやってない。
日本語クラスで学んでいるからだって。
サッカー大会の会場でも朝から昼後まで、保護者がい〜っぱいいる。
休日ではない、金曜日!
開会式でダンスを披露してくれた女の子たちも多分学校を休んでいる。
仕事より家族の時間を大事にするのがロシア。
僕にとっては衝撃!
主催チームが私たちの移動のためにバスを用意してくれた。
ホテルまで迎えにきて、試合会場まで送迎してくれる。
外国ではよくあることらしいけど、
試合会場に到着したのが、試合開始30分前。
日本では考えられない到着時間。
周りのチームを見てもみんなギリギリに会場に入る。
わざわざギリギリにくる必要はないけど、
そういった状況にも適応できる力も必要だよね。
毎回ベストの準備ができるわけではないからさ。
一気にギアチェンジしてトップギアにあげられる力よ。
僕の場合は大人が好条件をつくりすぎていたなと反省した。
そんな精神状態でも自分の力を出せる。
どんな環境でも力が出せる。
大事だよね。
だから、僕にとってとても難しいことなんだけど、
あまり環境を整えすぎたり、手をかしすぎないようにしたいと
ロシアへ行って感じた。
加減が難しいよね。
PS
ウォッカを飲みすぎた僕は、帰りのウーバーで吐き気が、、、
窓を開けて外へと思ったら、窓が開けられないように
ロックされている 汗
このままではやばい 汗
僕がとった行動とは、、、
カバンを開けて、、、
これ以上はやめようね。
ホテルについてカバンを開けるとそこにはパソコンちゃんが!
初めてパソコンがシャワーしたよ。
PS2
二日酔いがすごいので朝食をキャンセル。
出発時間に合わせて出た。
『昨日、飲み会の時歌っていたよね』
「え、歌ってないよ」
って見せられた動画でバッチリ歌ってる。
「津軽海峡・冬景色」
なんでこの歌だったん?
PS3
ロシア・ウラジオストク、最高!
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