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受験勉強が軌道にのった!〜父ちゃん家庭教師⑧〜

我が子の学習を一定期間、教えるときのコツは「限定する」である。それよりもっと大事なことが「一緒にやる」ことって話。なぜそうなのか教員生活20年のありのまま@9が解説!

この記事を音声化しました ↓

from:ありのまま@9 #教員生活20年 #潜在数秘術士

朝食をすませたリビングより、、、

父ちゃん家庭教師が始まったのは、6月下旬。

スタートして2ヶ月が過ぎた。

学校と同じようにできるところと

変えなければいけないことが見えてきた。

学校では基本、30人ほどの子どもたちを相手に授業をする。

おおよその授業は教えると学ぶの役割がはっきりしている。

父ちゃん家庭教師は、家族ということもあり、

お互い遠慮がないから、この構図ではうまくいかない。

学校と父ちゃん家庭教師は対極にあり、

学校と父ちゃん家庭教師の間に、普通の家庭教師があり、

普通の家庭教師と学校の間に塾があるイメージ。

だから、「時間で動かす」のような技術だけでは、なかなかうまくいかない。

ただ、「限定」することは、父ちゃん家庭教師だろうが、

学校だろうがとても大事なキーワードになる。

「限定」は次の超重要事項と共に使うことで威力が倍増する。

それは

一緒にやる

ということ。

父ちゃん家庭教師では、

「一緒にやって」「限定」して取り組み始めて、軌道にのった。

だから僕は、今、中学校の勉強をしている。

それが結構楽しい。

社会に出て(大人になって)、中学校の内容を学ぶと面白いよ。

チャンスがあればやってみて。

「あ〜中学校の勉強って重要だったんだな」って思えることがいっぱいよ。

ありきたりの「一緒にやる」って原則だけど、

やっぱりこれに尽きる。

だから我が家には同じテキストが2冊づつある。

1冊が父ちゃん用で、もう一方が長男用。

一緒にやるから、難しいところが共感できる。

「そういえば、こんなんやったな〜」

「間違えたわ〜。何これ意味が分からん」

「なるほど、これ面白いな〜」

「これは○○につながるな」

とか話題も広がる。

最初は、僕が同じテキストを先に学習して準備し、

長男に指導していた。

だけど、事前にやっているとどうしても忘れちゃう。

だから僕の場合は、「一緒にやっている」

何より一緒にやり始めて、長男の取り組み方も前のめりになった。

僕が共感したり、面白がったりしたりするからかもしれない。

とにかく「一緒にやる」は、特に家庭教育で超重要なキーワード。

子どもを読書好きにしたいなら、

親も「一緒に」読書をする

ってことを多くの本にも書かれている。

その時、父親と母親でどちらが重要か?

これには科学的根拠が示されている。

それは、、、

父親!

母親と思ったでしょ。

僕も母親だと思った。

父親なんだって。

父親が日常で本を読む家庭の子は、本好きになる確率が高いという結果。

心配しないで。

父親が読む本が、ビジネス書や自己啓発本、小説など

で「なくても良い」だって。

漫画だろうが雑誌だろうが構わないみたい(よかった〜←心の声)。

とにかく、「一緒に」ってことが重要なんだ。

その上にテクニックがある。

「一緒にやる」っていうのが、木の幹だとするとテクニックは、枝葉。

でも枝葉があると学習が豊かになる。

以前、記事にしたもので関連があるものをリンクするね。よければ、題名をクリックしてみて! ↓

①子供が「できそうだ」ってその気になるにはポイントがある!

まさに「限定」。次男、テニスの練習での話。
こうやって限定するから、子供にも伝わりやすく、
子供も改善できるっていう例。

②子供のやる気を引き出すポイントは努力の方向性を示すこと〜丸つけ〜

何でも改善するためには、どこが間違っていて、どこが当たっているのかが
はっきりさせる必要がある。
何が良くて何が悪いのかも同じ。
そこがクリアになると努力の方向性がわかるから、
やる気になるっていう例。

次のこともテクニックにつながる。

区切る(範囲、時間)

目標を設定するからそこに集中できる。

例えば、走り競争をする。

「よーい、スタート」

って言われてもゴールが分からなければ、走りようがない。

ゴールが20mのところなら、全力疾走だ。

42km先なら全力疾走するはずがない。

ゴールが明確だから先をイメージできてやる気になる。

以前にも書いたように長男は「勉強したくない」という。

こんな長男だから、区切り(ゴール)を作る。

苦手な数学なら「大問1(4問くらい)だけを5分で」

というような設定をする。

これは1対1の学習だからできる。

学校(一斉授業)では到底難しいやり方である。

だから学校で使う教材は進むのが早い子、遅い子

どちらにも対応できる教材を選定する必要がある。

もしくは時間差を埋める工夫が必要になる。

限定した問題数を短い時間で繰り返し、

すぐに「できたか」「間違えたか」を確認する。

直前で考えたことだから、どうしてそういう答えになったか

覚えている。

その思考過程にねじれがあるから間違える。

そこを修正しなければ、何回やっても間違える。

その原因を1つ1つ潰していくのが、受験勉強。

テキストの使い方は次のブログで紹介するね。

これも極めて大事なスキル。

どのくらいの範囲に区切り、どのくらいの時間を設定するかが

父ちゃん家庭教師の腕の見せ所でもある。

※時間は設定しているけど、今のところ、長男の様子をみながら、
 伸ばしたりしている。時間はおおよその目安と考えてもらいたい。
 ただし、受験直近の時間設定は、本番を意識しているので、
 時間きっちりに終了させる。

ここまで書いて、こんなこというのは何だけど、

一番いいのは「好きにさせること」。

好きこそものの上手なれ

少しでも好きにさせるように、学校の学習内容に

別の見方を入れさせる。

このことについても別記事で!!



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