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新社会人が知っておくべき職場での勉強術

45才公務員👉無職おじさんの「ありのこ」です。

2023年に潰瘍性大腸炎かいようせいだいちょうえんという病気(=難病)のため国家公務員を当てもなく退職。

〇〇省勤務ではなく出先機関に20年以上勤務していた事務系公務員でした。

ゴールデンウイークも終わり5月病になってしまう新社会人のかたも多いでしょうか?

今回は新社会人のみなさんに「仕事のコツ」を書いておきたいと思います。

新社会人の皆さまが、少しでも楽に、楽しく新生活を過ごすことができればうれしいです。

新社会人のみなさまだけではなく、若い皆さまに向けて役立つ話だと思います。

新社会人だけではなく、異動したとき、他の人が担当していた仕事を引き継いだとき、こんな時に役立つお話です。

私は事務系公務員でしたので、事例は事務の話、公務員の話として書きます。
でも事務ではなくても、公務員ではなくても、多くの仕事でも共通するお話です。

ぜひ、ご自分の仕事に置き換えて読んでみてください。

仕事では「類推」する力は大切です。


・新社会人の勉強=過去問演習

新社会人の皆さまが仕事を覚えるために自分で勉強する。

このときは「過去問演習」を意識すると良いと思います。

新社会人の皆さまは、少し前まで学生さんだったと思います。

あの大嫌いな受験勉強を経験した方は多いはず。
公務員だったら公務員試験の勉強。
他には資格試験の勉強。

こういった勉強では過去問演習をしたはずです。

新社会人の皆さまが自分で仕事の勉強をするときは「過去問演習」に似ていると思います。

「いや、私は受験勉強をしたことがない。資格試験の勉強をしたことがない」という方もいらっしゃるかもしれません。

私が「過去問演習」と名付けているだけです。
「過去問演習」をやったことなくても分かる話なのでご安心ください。

・過去問演習=直近からとにかく見まくる

大学受験でも公務員試験でも資格試験でも良いです。
あなたが受験勉強をしています。

試験の過去問集、いつの時代の分からやりますか?

直近からさかのぼって過去問演習をしていく」というかたが多いと思います。

直近の過去問からガンガン問題を解きまくっていきますよね。

あまり古い過去問をがんばって解いても、試験の出題傾向が大きく変わってしまっていることがあります。
だから直近の過去問から解いていきます。

仕事の過去問演習でも同じです。

直近からさかのぼってとにかく仕事の書類を見まくっていきます
古い書類を見ても「今はこういう風にやってない」こともありえますから。

事務系公務員だった私の例を書いていきます。

しつこいですが

仕事では「類推」する力は大切です。

です。

自分の仕事に置き換えて、参考にしてください

・事務系公務員の過去問演習

受理した書類のたばを直近から見まくります

どんな添付資料がくっついているのかなどチェックします。
担当者や上司によっては鉛筆やラインマーカーなどで軽くチェックした跡が残っている場合もあります。

書類や添付資料のどこにチェックが入っているのかを見まくります。

ある特定の項目にチェックが入りまくっていれば、そこが大事なポイントだとは分かります。

事務系公務員が逃れられない起案文書も同じです。
起案文書は上司たちの決裁をもらいまくる文書です。

先輩たちはどのような起案文書を作っているのか直近から見まくります
自分で起案文書を作るときは、共通している部分は同じように作っていくことができます。

紙で起案文書が残っているときは上司が鉛筆などでチェックした跡が残っているかもしれません。
チェックした跡を見ていけば「どこが重要なのか」「どこを上司が重点的にチェックしているか」がわかります。

最近は起案も電子で起案文書を行っている場合があります。
電子申請ならなぬ電子起案です。

その場合は、上司は鉛筆などでチェックすることはできません。

・紙かパソコンフォルダか

「役所が遅れている」とは言え、紙はどんどん減っています。

いろいろなものをパソコンのフォルダで保存しています。

紙の保存だと数か月分しか職場にないことがあります。
この場合は数か月分しか見ることができない。
邪魔なので古い書類は別の場所で保管されちゃっているんですよね。

パソコンのフォルダだとかなり古いものもちゃんと分類して順番通りに保存されています。

パソコンのフォルダと紙の保存と違って「かなりさかのぼることができる」のは大きなメリットです。

・新社会人だけはなく異動も引継ぎも過去問演習

新社会人の皆さまが仕事を覚えるための勉強=過去問演習

このような感じで話を進めてきました。

過去問演習新社会人の皆さまだけではありません。

異動した時も過去問演習です。

異動しなくても、仕事の割り振りが変わることがあります。
ほかの人がやっていた仕事を引き継ぐ

この場合も過去問演習です。

異動直後、私は紙の書類やパソコンのフォルダに入っている起案文書を直近から見まくってました。

役所の引継ぎは「引継ぎをする人のレベル」によってまったく変わってきます。
引継ぎがうまい人もいれば、引継ぎがクソ下手な人もいます。

引継ぎをしてくれる人のレベルは私にはどうしようもありません。

だから自分で勉強していく方法を身に着けるしかありません。
自分で勉強していく方法が「過去問演習」です。

・過去問演習は万能ではない それでも基準を作ることはできる


過去問演習も引継ぎをしてくれた人と同じ問題があります

見ている書類を処理した人や見ている書類を作った人のレベルが高いとは限らないのです。

書類を作った人は大切なポイントのチェックが漏れまくっている低レベルの人かもしれません。

起案文書を見た上司はほとんどなにも見ずに決裁いんを押しているかもしれません。

それでも「その仕事について何も知らない私」よりは彼らはマシです。
彼らの方がレベルが高いのです。

私がレベル1で彼らはレベル3かもしれません。
それでも彼らの方がレベルが高い。

RPGにおける魔法使いのイメージ

だから過去問演習はするべきです。

過去問演習をして基準を作っておきましょう

業務Aについて自分の中で基準を作っておく。

業務Aについて何も知らないあなたにはまだ基準がないのですから。

過去問演習をすることでグラグラでもいいからまずは基準を作る。
そのあと、少しずつその基準をしっかりしたものにしていく。

・類推する力、そして当てはめる力

今回は仕事における過去問演習の話をしてきました。

今回書いたことが丸ごとあなたに当てはまるわけではありません

たとえば「過去の書類を読みまくる時間があるのか?」はそれぞれの職場で違います。

過去の書類を読みまくっていたら「おお、新人!勉強熱心でいいね」と褒められるかもしれません。

しかし過去の書類を読みまくっていたら「おい、新人!何やっているんだ!これをとっととやれ!」と怒られるかもしれません。

私はほとんどの場合、時間外に過去問演習をすることが多かったです。
朝早くPCのフォルダに入っている起案文書を読みまくったり、紙の書類を読みまくったりしてました。

過去問演習をどうするのかは皆さんの状況、皆さんの考え方次第しだいです。

仕事では「類推」する力は大切です。

と書きました。

もうちょっと正確に書くと「自分に当てはめる」力も大切です。

仕事では「類推」する力は大切です。
そして「類推したことを自分に当てはめる」力も大切です。

となります。

note記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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