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転職・就職相談は、「傾聴」のみで成り立たない

他者の相談に乗る上で「傾聴スキル」は必須だ。まず話を聞いて、共感・受容する。「あなたの話を聞く準備はできているので、なんでも話してくださいな。」という姿勢を「傾聴」を通してアピールする。

と、そこで終わっていないか?ということを問いたい。傾聴して、終わり。相手が悩んでいることを聞く。「分かります」「そうですよね」で、終わっていないか。

転職・就職相談を乗る上で、私たちは「キャリアアドバイザー」と名乗っているのが、その名の通り「アドバイザー」なのだ。「カウンセラー」ではない。

聞いた内容が、プロの目線から見て「んんん?」と思えば、しっかりそれを伝える勇気が必要だ。とはいえ、私も最初は苦労した。「求職者さんから嫌われたくない」その気持ちで何でも聞いて、いい顔をして「御用聞」になっていた時期もあった。

でもそれこそ、自分を守るだけの行動で、相談してくださった方のためにはなっていないことに気がついた。もちろん自分だけの力ではなく、上司の力も借りながら、1人ずつの面談で意識を重ねた。

いきなり意識を変えることは難しい。今日という日は、過去の積み重ねでしかない。今目の前の感情・行動を変えるしかない。

「自分も転職した経験があるので、相談に乗れます」そういうほど、キャリアアドバイザーは簡単ではない。とかいう私も、志望動機は、前述したような理由だったんだけど。ほんと、過去の自分、舐めんなよー!と言ってやりたい。

だからこそ、私のことを信じて、何かしらの決断をしてくださった方には感謝しかありません。

皆さんのお役に立てるよう、2024年も精進します。

今年もよろしくお願いいたします!



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