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11/20 無為自然

私は老子の「無為自然」という考え方に共感していて、自分の創作にも生かしている。この考え方は、人間は自然の一部であり、自然の法則に従って生きるべきだというものだ。欲望や執着を捨てて、自分の本性に従って行動することが、最も幸せで平和な生き方だということだ。

私は自分の芸術と向き合うとき、自分の感性や感情に正直になることを心がけている。私は自分の内なる声に耳を傾けて、自然の流れに身を任せるようにしている。私は自分の作品に対して、欲や執着を持たないようにしている。欲や執着は絵を曇らせるからだ。私は純粋でいたい。まるで水のように。

私は自分の作品を通して、何かを伝えたいという思いは持っていない。私は自分の作品を見てくれる人に対して、何かを求めたり、教えたり、説得したりするつもりはない。私は自分の作品を見てくれる人に対して、ただ感じてほしいと思っている。私の作品が誰かの救いになったら、それは嬉しいことだと思う。だけど人を救えるのは自分を救える人だから、私は私のために絵を描いている。それが巡り巡ってあなたの心を癒したら、それは素敵なことだと思う。

私は自分の創作哲学をこうして言葉にしてみたが、私は言葉には限界があると思っている。私は言葉よりも絵で表現したいと思っている。私は絵でしか表現できないものがあると思っている。私は絵でしか伝えられないものがあると思っている。私は絵でしか感じられないものがあると思っている。私は絵でしか生きられないと思っている。

私はあなたにも私の絵を見てほしいと思っている。私はあなたにも私の絵を感じてほしいと思っている。私はあなたにも私の絵を生きてほしいと思っている。私はあなたにも私の絵を愛してほしいと思っている。

私はあなたと私の絵との出会いを祈っている。

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