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「LGBT支援」団体の代表が「純男・純女」という言葉を使っていて、心底呆れた話。
昨今、いろいろなLGBT支援の団体があります。
権利運動系から、当事者の互助組織、企業のアライの団体もあれば、宗教団体を背景にした団体もあります。
そのどれかとはいいませんが、そうした団体の代表が、「純男・純女」という言葉を使っていました。
心底、呆れました。
何がダメなのか?引用です。
あまり性別移行者と区別したくない人からは少し避けられる言葉でもありますし、純粋の「純」を使っていることから、性別移行者の中には「純粋でない」と言われているような気分になるということで、使わない人もいます。しかしその反面、使い勝手の良さや伝わりやすさから割りと好き好んで使用する人も多いのも事実です。
所謂スラングですが、最近は使ってる人も減ってるような気がします。それにとって代わって「シス男性」「シス女性」と言ったりするのをよく見かけますね。※シス=シスジェンダーのこと。
「お前は不純物だ」って言ってるということです。
自分で勝手に卑下して使うのは、百歩譲って、良いでしょう。しかし、それを他人に当てはめるのは、他者の尊厳を害する行為です。(全くの他人に、「お前は真っ当じゃない」と言われて、腹の立たない人はいますか?)
70歳の高齢者に期待したのが間違いでした。「LGBT」の代表の体裁をとるなら知識をアップデートしていただきたいものです。
「みんなの」と名乗る団体なら、なおさら、配慮を欠かさないべきでしょう。
純男・純女なんて言葉が、「ありえない」っていうのは、いまだに「ハーフ」とか「外人」とか「純ジャパ」とかいう言葉を使ってしまうくらいには「ヤバい」のは、少し考えればわかるでしょう。
さて。そういう、団体には、「埋没」している人はなかなか来ないものです。というのは、身バレするからですね。わざわざリスクを取りたくはありません。
しかし、そういう埋没している人たちも、孤独なものです。むしろ、そういう人たちを支えていく場所が求められるでしょう。
一方で、パス度の低い活動家の人たちは、開き直る傾向があります。トランスの努力はせず、権利のみを主張。
わかります。努力ができない人もいるし、そこには遺伝的な要素もあるんだと。
しかし、やっぱり恐怖でしかないし、簡単に言うと、迷惑だと感じることも多いです。
間違っても、勝手に「同じ」だと思わないでください。
なんだか先が思いやられる新年でした。
(ほんと、勉強をしない70代以降の高齢者たちが発言力をもってるの、恐怖でしかないですね。しかし今回の件は、アウティングとの合せ技だったので、本当にありえなかった。性的マイノリティのアドボカシーをする団体としては、完全に失格でしょう。)
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