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産後のすれ違い 妻vs夫


こんにちは。
こちらは、これから新生児を迎えるパパさんにぜひとも読んでいただきたい記事となっております。
長文ですが、コーヒー片手にしばしお付き合いください。


産後、夫婦仲が圧倒的に悪くなることを産後クライシスというみたいですね。
我が家は、産後3回目くらいの夫婦のすれ違いによる(妻の怒りの)爆発が起こったばかりです。
ちなみに我が子はもうすぐ、7ヶ月です。


怒りの爆発に達するまでに何度となく体調を崩し、夫の帰宅が本当に憂鬱で、家具家電付きの賃貸を検索したり、マンスリーマンションの空室問い合わせをしたりしました。(実家は頼れないので、、、。もし頼れていたら、今は一緒に暮らしてない可能性すらあります、、、)


さぞモラハラやDV気質のある旦那様なんだろうなとお考えになったと思います。
全然です。
幼少時代はやんちゃな上の兄から弟をかばい、学生時代はガンジーを待ち受けにして、仲間はずれにされている子と一緒に昼食を食べる、ザ・優しい男、なのです。
それなのにも関わらず、産後(特に3ヶ月まで)は、夫が悪魔に見えました。


前提として、男性は察することが苦手で、
女性は本心を隠す能力が高いです。(私調べ)
これが産後クライシスの最大の要因なのではないかと思ってます。
そして、私は少し人を頼ることが苦手です。頼り方がわからないという言い方がしっくりくるかもしれません。
これだけでイヤな予感がしますよね。


はい。
まさに私は生まれたてホヤホヤの育児を一身に背負い、夫は産前と変わらない生活を送り、私が心身の限界を迎えても夫はスルーでした。

夫が産前と同じ生活を送れるように頑張る、それが今の自分の仕事だ!と思い込み、頼らず勝手に頑張りすぎたのは私です。
もちろん私の身体は限界を迎え、生まれて初めての便秘、膀胱炎、霰粒腫(まぶたのしこり)38度を超える発熱を月1回繰り返します。


並べると、旦那さんひど!となるわけですが、
それでも弱音を吐かずやってのけるものだから、夫は大変さに気付きません。
一方、妻はというと、
「こんなに体調崩して、てか3ヶ月もまともに寝てなくて大丈夫なわけないのに、気付かないフリしやがって」
なんです。
でも、本当に気付いてなかったんですね、私が限界であることを。
たった1日だけでも育児を代わってみたらわかることだったと思いますが。
夫は、「頼まれなかったから、やらなかった」
なんですよ。
つくづく、こいつ仕事できない奴なんだろうなあ〜。ですよね!!笑


やらないばかりか、生後3ヶ月頃まで、0時まで私の寝床を占領してテレビを見ていました。(夫は寝室で寝ていたが私の気遣いにより私と赤ちゃんはリビングで寝ていた)
悪魔ですよね〜。
赤ちゃんも0時までブルーライトと大音量に晒されてました。
ほんと悪魔ですよね。
お前はこれから7時間じっくり寝れるからテレビも見れますわな。お前が7時間寝てる間に私は40分×2寝れるかどうかなんだよ。でした。

そして赤ちゃんがどれだけギャンギャン泣いていようと、自分の寝る時間になったらなんにも聞こえてないかのように寝室に行きます。
どれだけギャン泣きしてても見なかったことにして行き来していました。
これが辛かったですね〜。
見て見ぬふり、存在を無視されているようで本当に辛いです。

絶海の孤島に瀕死の状態で赤子と二人、横を豪華客船が素通りする
的な。助けてくれないなら通らない方がマシ!みたいな。
これも、夫的には「俺が抱っこを代わったとして泣き止まないから、意味ないからやらない」
なんですが、妻からしたら
「目的は泣き止ませることじゃない。赤ちゃんは理由なく泣くものだから理由を取り除きようがない。10分でも代わってくれたら、24時間の中で10分だけでも赤ちゃんの安全を心配せずに休憩できたら、どれだけ救われるか」
です。


そして生後3ヶ月の頃、心身の疲労によりあらゆるネガティブな感情が爆発し、第1回目のおびただしい長文ラインを送りつけることになります。


教訓①土曜の夜9時から24時間だけでも一度、育児を代わってやってみる(できれば毎週とは言わないから隔週でやる)


平気なふりを必死にして頑張りすぎた私が悪いんですけど、察するのが苦手だからしないというのも少し違いますよね。
コンサルでも営業マンでも医者でも、「察する」って必要不可欠だと思います。言葉にならない相手の理想や要望をどれだけ汲み取れるかって大切ですよね。
「知ろうとすること」をしてみてください。
仕事でできるのに妻にはできないなんていうのは甘えです。
もちろん妻側も言葉にして伝える必要がありますけどね。
もし外で働いてないんだから家事育児は妻がしろってモラハラ夫がいたら、
その理論で言うと家事は確かに妻の仕事だが、育児は違うだろ。お前の子だぞ。と思います。


※愚痴が長くなりすぎたため巻きます。


教訓②夜のお誘いは少なくとも産後半年以降から。
4時間睡眠(しかも細切れ)を3ヶ月やっててそんな元気ないです。一秒でも長く寝たいのに。ちなみに夜の授乳も旦那様が率先してやってくれている場合は、もっと早くてもいいかもしれません。


教訓③妻の話や悩みは親身になって聞く(興味がなくても、答えがなくても、親身なフリをしてください)
これ大事です。
私がボロボロになりながらも生後3ヶ月まで頑張り続けられた理由はここにあります。
察せない夫ですが優しい男ではあるため、母乳が出ない、常にまつ毛が目に入っちゃってる、おむつかぶれが痛そうなどという、「俺に言ったところでやぞ?」的な悩みにも真剣に聞いて向き合ってくれました。
忙しくて実務的にお手伝いできない旦那様にはぜひ実践していただきたい項目となっております。



そしてもうすぐ7ヶ月を迎える今は、沐浴をするようになりました(まだ沐浴かよ)
ちなみに夜中起きてきたことは一度もありません。


もうほとんど愚痴になってしまいすみませんでした。
虐待や無理心中は他人事ではないなと痛感しています。我が子がこれまでずっと健康でいられるのは、私の努力の結晶であって、他人があっさりと奪っていい命であるわけがありません。
最後は戦争反対の意がとめどなくダダ漏れてきてしまいましたが、
ご夫婦協力してこんなに可愛い子どもの一瞬一瞬を見守ってほしいと思います。


おわり

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