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3日間断食してみました。

本来断食は開始3日前にヨーグルトなど、胃に優しいご飯を食べて、調子を整えておく必要があるのだが、今回はほとんど前準備せずいきなり挑んだ。

結果は無事3日間生き延びました。(果たしてこれが生きていると言えるのか…??)

家に帰って体重計に乗ると…

3キロ減。

嬉しみちゃん。頑張った甲斐があった。しかし、問題はこれからだ。

正直この3日間、最初の方は食欲旺盛だった。というか考えることが「食べたい」。なんちゅー俗に塗れた思考じゃ。だが、昼はまだ良い。問題は夜である。なんといってもお腹が空いて寝れない。

大量の水を胃袋に流し入れ、無理やり寝ようとしても考えることが全て食。人間の食に対する欲望はなんとも言えない。

初日はまだ良かった。問題は2日目である。朝から倦怠感が続く。ただベットでゴロゴロ。起きる気力もないという具合だ。

午後になると、だいぶ良くなってきた。というか通常運転に戻ったような感じだ。

しかし、夜の時間帯からまた怠みにおそわれる。本能に導かれるままコンビニに誘われる。ひゃー美味しそうなものがいっぱい並んどる…。そんなことをぽけーと考えながら私の足はあるところに向かう。栄養ドリンクだ。なぜか猛烈に栄養ドリンクが飲みたくなったのだ。自分で買うのは初めてぐらい普段飲まないのだが、おそらく天命で買えと言われているのだろう。神様、というか本能に従って栄養ドリンク「ウコンの力」を一気に飲み干す我。

はぁ、生き返る。ついでに買ったお茶もうまし。

2日目になると、なぜか舌が敏感になる。普通の水道水がとても不味く感じる。普段ならあまり感じないのだが。

だがいざ寝るとなると、なかなか寝付けない。運動してないから眠くないというのも考えられる。

3日目の朝もとにかく怠い。少し吐き気も催す。(吐くものは何もないが)。

そんな体に鞭打って起き上がってしばらくすると、無意識に昨日と同様、磁石のように吸い寄せられ、コンビニで栄養ドリンクを買った。朝の栄養ドリンクもなんとも清々しい。すると、平常運転に戻ってきた。午後になると、3日間何も食べていないのが嘘みたいに快調になった。

3日目の夜は腹がキリキリしてきた。飢餓で死ぬってこういうことなんだなとつくづく感じる。少し散歩したらだいぶ痛みが引いた。

ただ感じたのは、断食は1日で十分だということだ。確かに体重は落ちる。しかし、その後リバウンドしそうで怖い。

断食中は「まじで一瞬これコロナかかるんちゃうんか」と焦ったぐらい体調が悪かった。実際ウコンないと死んでいただろう。

反省あり、学びありの3日間断食。我々人間はやはり遺伝子にコントロールされていると感じだ3日間であった。逆にいうと、今の暮らしがどれだけ幸せであるかも痛感することができた。断食後半になると至高の領域を感じた(気がする)。食がどれくらい私たちの幸せにつながっているんだろうと真剣に考えた。食べることに興味ない人こそ人類を超越した存在だと感じた。

最後に言いたいことは、断食は1日がちょうど良い。

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