【外部大学院受験】東工大合格までお話しします。
こんにちは。りん蔵です。現在慶應義塾大学4年生です。
この度は外部大学院受験を考えている方に向けてこの記事を書きました。今年はコロナのためやや例年とは少し異なりますが、少しでも参考になれば幸いです。
自分が何をやりたいのかを考える
メモに自分が大学院で研究したいことや興味のある分野を書き出しましょう。
言語化する
自分の例ですが、デザイン、エンジニアリング、モノづくり...などざっくりと興味のある分野を単語で列挙した後、自分が大学院でやりたいことを文章にします。
ここまでが準備段階です。
この後は、以下の記事に流れが書いてあるのでご覧になってみてください!
東工大受験に関しては、
エンジニアリングデザインコースに興味を持つ
教員にアポを取る
という流れでした。
大学院に入学後は、学院・系に所属し、「コース(学院の系で実施される大学院課程の教育プログラム)」を選択します。各系から様々なコースに分かれており、受験の時は
エンジニアリングデザインコースにいくには、機械系 / システム制御系 / 情報通信系 / 経営工学系 / 建築学系 / 土木・環境工学系 / 融合理工学系 のいずれかに属する必要があります。
実際、東京工業大学には、理学院、工学院、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院の6つの学院に分かれています。
学院>系>コースと細分化されているので、個人的ですが、コースから先に決めるのをお勧めします。
試験について
担当教員が決まった後は、試験対策です。今年はコロナのため、筆記試験はなくなりましたが、例年は筆記試験があります。
東京工業大学の入試に関してはA日程とB日程という2つの流れが存在します。
はじめに入学願書を書くとき、志願者はA日程およびB日程を選ぶことができません。どちらに決まるかは後ほど受験票が配布されるときに告知されます。
A日程とB日程の違いは筆記試験の有無です。
A日程は筆記試験がありません。それに対し、B日程は筆記試験があります。
A日程
口述試験→結果
こちらは内部(学部が東京工業大学の方)か外部(東京工業大学以外)の成績優秀者です。内部の方はほぼA日程となります。外部から選ばれる理由としては成績(GPA)および英語のスコアが高いの2点が挙げられます。
英語のスコアに関してですが、東京工業大学には独自の換算方式があるようです。私の先輩から聞いた話ですが、TOEIC700以上あれば大丈夫だそうです(主観的)。高いことに越したことはないので、満足のいく英語スコアを提出すればA日程になる可能性も高いです。
もしA日程の結果発表で不合格になった場合、B日程に回されます。つまり、A日程は2回受験することが可能です。
B日程
筆記試験→口述試験→結果
外部受験の大部分はこちらになるでしょう。B日程では、A日程とは違い、筆記試験があります。
筆記試験
過去問が東京工業大学ウェブサイトに掲載してあります。こちらを参考にして勉強しておきましょう。
口述試験
・なぜこの大学を志望したのか?
・今後やりたい研究
・今やっている研究
・技術的な質問
・他に受験した学校
・進路
目安10分で回答します。
技術的な質問に関してですが、私は指導教員が翻訳学の先生だったため、それに関する質疑応答とサイエンスコミュニケーションとは具体的にどういうの?という内容でした。
他に受験した学校については、第一志望の学校(東京大学)を答えました。
ここで気をつけて欲しい点は、たくさん答えないことです。たくさん挙げると、無闇に受けてます印象を与える可能性があります。
仮に学部の大学の院の内定をもらった場合でも、正直に答えてマイナスはないと思います。東工大としては人が欲しいわけです。なので、出来る限り東工大に来て欲しい人を採用します。もし慶應なら東工大にとっては、滑り止めです。なので、東工大に受かったら東工大にくるねという印象を与えられるため別に問題はないと考えられます。
なぜ東大を言った理由は合格率が低い点と東工大の中でも東大受ける人が多い点からです。
合同プログラム
東京工業大学には清華大学との大学院合同プログラムがあります。これは大学院の願書を出すときに一緒に提出する必要があります。
私の先輩でこのプログラムに参加した方は、東京工業大学の志望理由にこのプログラムのことを書いていました。
東京工業大学には多くのプログラムが存在しており、どれもコンテンツがしっかりしております。留学プログラムも充実しておりました。
これらも学校を選ぶ際に重視するポイントとなるでしょう。
終わりに
東京工業大学は系によって倍率が異なります。なので、倍率が低いところを狙うのも一つの手です。
皆様にとって最善となる選択をしていただければ幸いです。
正直、外部大学院入試は情報戦といっても過言ではないでしょう。なので、私は積極的に情報を発信していきたいと思っております。
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