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28mmf/2.8でスナップ撮りに出かけて得たこと。

前回に続き、RX100M5Aを手放して得たものをご紹介する。

それがニコンZマウントのレンズZ28mmf/2.8である。

Z28mmf2.8には、Zfcのキットレンズになっているスペシャルエディションもあるが、今後、ニコンのミラーレスフルサイズをまた買うことを想定して、シンプルな方を選んだ。

それで手始めに撮ったのがこの写真。

SCYEのPコート

全長43mm約155gの薄型で軽快に撮れる。
Zfcに取り付ければ、焦点距離42mm相当(35mm判換算)になるので、標準レンズに近い写りになる。
さらに、最短撮影距離が19cmなので、Z 40mmf/2よりも近接撮影ができ、テーブルフォトには最適だ。

札幌の昼の散歩コースに良いのは大通公園なので、レンズの性能を確かめるべく出かけてみた。

Zfcにつけてテレビ塔付近を歩いていたら、3人組の若い女性に声をかけられ、テレビ塔入りの記念写真をスマホで撮って欲しいと頼まれた。

以前小樽運河で撮っていた時にもベージュのコート姿+Zfcで若い女性に声をかけられた。明るめの服装で、フルサイズミラーレスより仰々しくなく、かといって個性的なカメラを持っている姿が声をかけやすいのかな、なんて思ったりしたけど。

縦位置横位置など数枚撮りながら話をしたら、福井から来られたとのこと。しっかりルタオの紙袋を持っていたので、小樽にもしっかりと行ったのね、なんて話もした。

で、せっかくなので、と3人とも被写体になっていただき、1枚撮らせてもらった。明るくて笑顔の可愛い方々だったので、ここに載せられないのが残念だけど。

代わりにテレビ塔と紅葉をセットで撮ったものをどうぞ。

絞り開放、ISO100で撮影

開放からシャープで抜けも良い絵になった。

天気がよく、少し暖かったので、大通公園を西に向かって散歩した。

毎年秋になると、大老の落ち葉が出るが、それらをかき集めて掃除している方々も見かけた。

紅葉ももう終わるのね。

邪魔にならずにこのような姿を空気感を含めて写真に収められるのは小さいカメラ+レンズのおかげのように思う。

横断歩道付近にて。

さらに歩くと大通公園の西端には、大正15年に札幌控訴院として建てられ、今は札幌市資料館となっている建物がある。

入館料無料というのがうれしい。

この建物でも、窓から見える紅葉を眺めながら、気に入った景色を収めてみた。


光と影と紅葉と

そして、この日撮ったお気に入りはこちら。


窓から感じる冬の訪れ。

手放したSONY RX100M5Aは、身近なものを記録するには重宝する良いカメラだったのは間違いない。

引き換えに手にしたレンズである、Z 40mmf/2とZ 28mmf/2.8は、単焦点で撮るスナップ撮影の楽しさと、人との出会い、心温まる体験をさせてくれる素敵な存在だと実感した。

Zマウントのカメラをお持ちの方は、是非2つとも入手され、スナップを撮られることをおすすめしたい。

では、今回はこの辺で。

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