親の洗脳は凶悪。三つ子の魂百まで①@hss型hsp、解離性障害、アダチルの私の体験
42、43歳の頃
後に、わたしは「低血糖症」
と専門の病院で診断されるのだが
その少し前
わたしは症状から診てくれそうな病院をいくつかピックアップしてた
自分の中で
ここがいいかな。ここに行こうかな。
と思う病院がいくつかあったのだが
父親が
「ここはどうだ
お父さんここが良いと思うよ」
と
頼んでもないのに
父親が探して見つけた病院を
勧めてきた
ネットで自分で見るも
どう考えても「違う。ここじゃない」
これは感覚なので
説明のしようが無いが
「ここは違う。」と
なんか確信めいたものを感じた
そこには
行きたくなかった
でも
何故か
気がついたら
その病院の最寄駅に
私は居た
早めに駅に着いたので
カフェで時間潰ししてたとき
「なんで来たの?
違うって思ったじゃん!」
という
自分への腹立たしさが湧いてきた
結局行った病院は
何一つ
納得出来る診察も
医師の言葉もなく
徒労に終わって帰宅した
疲れたし
なにより
虚しかった
43歳になっても
自分の「こうしたい」より
他人の「こうがいい」
を優先してしまう事を
止められない自分が悲しかった
父親の
「お父さんはこっちがいいと思うな」
この言葉には
人生で何度と
無意識に
従わされてきた
いつも
従った後で気がつく
いや
目が覚める
という方が近い
選択の最中には意識がない
というか
いつ自分が
従う。と決めたのか
その記憶がない
いつの間にか従ってる
そして
従ってしまった後に
「はっ!」
またやってた!
と
気がつく始末
もう
無意識に刻み込まれてる
「自分より他人の意向を優先させろ」
という
指令が
とれなくて
とれなくて
煩わしくて
悔しくて
恨めしくて
そして
なかなか
取れない自分が
情け無いし
悔しいし
ムカつく
そうやって
今度は自分を責めてしまって
余計拗らす
三つ子の魂百まで
よくいったもんだ
親の洗脳は
宗教の洗脳より凶悪だ
物心つく前から
洗脳されてるんだから強力だ
この時の私は
何を感じていただろうか
感情を思い出せるだけ
振り返ると
ーー勧められた時の記憶、感情は
ザワザワ
モヤモヤ
「違う。そこは違う。」
と言えなくて
地団駄踏む感じ
いま思い返すと
「うるせーんだよ
お前の意見なんて聞いてねーんだよ
ほっとけよ!
引っ込んでろクソジジイ
いつまで子供コントロールする気だよ
いい歳して、40代の子供利用して
自分の自尊心を保とうとしてんじゃねーよ
小せーんだよ人間が!」
くらい
今の私が
あの時の私の代わりに
父親に言ってやりたい
なにより
一番の脅威は
「やめろ!話すな!
(お前の意見)聞きたくない!
(聞いてしまったら)
コントロールされる!
従ってしまう」
自分への脅威だ
他人の意見に
無意識に従ってしまう自分への脅威
どこかで
従いたくないのに
従わせる自分が居るのがわかってる
自分に従わされる
だから
聞きたくない
と
耳を塞ぎたい気持ちになる
従わせる自分
とは
幼い頃から
従わされてきた
イコール
従わされるのが私
という
思い込みなのかもしれない
ー従うと決めた時
従ったときの記憶は
ない
ー従った後の記憶は
「なんで従ったんだよ!」
という
自分への苛立ち
悔しさ
と
呪縛
足にねっとり絡みつく何か
不快感
そして
自分の想いを優先できなかった
(見方によれば
従うのも自分の想いだけど)
頼むから…
自分を優先してくれよ…
なんでなんだよ
(なんで他人を優先するんだよ)
という
幼少期から染みついた
歪んだ信念
から逃れられない
自分への
絶望だ
父親に文句は言えないとしても
自分が探していた病院を
その時選択できなくても
せめて
断れたらよかった
無視できたらよかった