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満月瞑想の効果が想定を超えていた件

先日『満たして 仕舞う 満月瞑想』という記事を書きました。

まだ読んでない方はこちらをどうぞ
https://note.com/arikatayoga/n/nfa016e441bf1?sub_rt=share_pw

そしてこのタイトル通りの瞑想会を開催しました。

一晩明けた朝
参加者さんからの感想がいくつか届いたのですが、
その内容がこのタイトルにもあるように
ワタシが考えるこの瞑想の効果の想定を軽やかに超えて
尚且つ
参加者さんの意識の変化にある種の類似性を感じたので
その瞑想の内容と参加者さんに何が起こったのかを
考察してみたいと思います。

満たして 仕舞う 満月瞑想を思いついた流れ

先の記事に書いたように
悩みゴトはそのほとんどが他者との関わりのなかで生じる
感情の取り扱い方によるものです。

感情の取り扱い方が難しいとされる原因は
感情をどのように表現したら適切なのかが
わからない方が多いからです。

特に日本社会では
感情をストレートに出すことが
いけないことのような
大人として恥ずかしいことのように
思わされている感じもします。

そうなると
感情を我慢する(押し殺す)
とか
感情がないように振る舞う
ということを
身につけてしまっている方が多いように思います。

感情をネガティブとかポジティブと
分類して
ネガを減らしてポジを無理にでも
増やそうとしたしている方もいらっしゃいます。

ちょっと変な喩えになりますが
感情は自然に生まれる
ゲップやあくびのようなものです。

ゲップの代わりにあくびをしようと思っても
ダメなように
ネガをポジにはできないし

けっぷやあくびを出ないように我慢しても
違和感が残ります。

感情はエネルギーとして自然に発生してしまうので
ゲップやあくびがしたくなったら
そのアクションをすることで
解消(解放)しなければ
違和感が残るように
感情のエネルギーも解消(解放)しなければ
完結しません。

その感情の完結のさせ方
感情の取り扱い方というのです。

では感情の適切な取り扱い方とは
どんなふうにすればいいと思いますか?

それは
生まれた感情をきちんと味わうこと
その感情を内なるものとして受け入れること

です。

それをワタシは
感情を消化(昇華)する
と説明しています。

食べ物を味わって
細かく分解して自分の血肉にしていく
消化する

物事が一段上の状態に高められることを指す
昇華する
の音読みが同じなのも
ちゃんと意味が通っているなと思います。

ワタシのところにいらっしゃる生徒さんの多くは
初めは体の不調でいらっしゃいますが
体との対話の手段としてのヨガをしているうちに
実は完結されていない思いを長い間抱えていたことに
氣づいていきます。

言い換えると
未消化(昇華)の感情を
顕在意識や潜在意識にたくさん
溜め込んだままだから
『いま』に生きることが難しく未消化(昇華)の感情を
顕在意識や潜在意識にたくさん
溜め込んだままだから
『いま』に生きることが難しくっている
のです。

瞑想の流れについてお話を戻します。

用意したカップを目の前に置いて
目を閉じます。
その中に
顕在意識内にある
まだ完了されていない思いを雫のようにそのカップに
入れていきます。

次に潜在意識にある未完了の感情を入れていくのですが
今回はボイジャータロットのカップのカードを使いました。

選ばれたカードたち

参加者さんにそれぞれ一枚選んでいただいて
そのカードの示すテーマを
ワタシが読み
そこから自分に当てはまる部分と照合していただき
ディスカッションしました。

そして再び目を閉じて
目の前のカップに今度は潜在意識内にある
未消化の思いを入れていきます。

カップを満たしたら
それを飲み干し味わいます。

そしてそれが自分の内側で栄養になっていくのを
見届けます。

ゆっくり目を開けてもらって
どんなことが起こっていたかのシェアリングをしました。

みなさんそれぞれ何かを終えたような
すっきりされたお顔でしたが
潜在意識は眠っている時に整理されるので
次の日によかったら感想を送ってくださいねと
言って会を終えました。

そして次の日の朝!


3人の方から感想のメッセージが届きました。
読むとどの方も
余分な力みが抜けて
自然体でやる氣に満ちている状態のように
感じました。

そこで思ったんです。

未消化の感情がたくさん残っているほど
意識(意欲)が見えなくなってしまっている

だから
未消化の感情がなくなることで
自然と意識(意欲)が現れてくる

印象的だった感想文の一つに

『昨日までは
やりたいからそれをやると決めていのだけれど
どこかで やらなきゃという
氣持ちが強かったように思います。
でも今朝はそんなこと何にも考えてないのに
ただそれをやりたい!という
シンプルな思いだけになっている
のに氣づきました!』Sさん

『素敵な満月夜のコラボ瞑想でしたー
タロットの組み合わせも良かったです。
実は昼間、様々な過去が甦り‥頭いっぱい状態
(糞詰まりの様な)で感情の行場が滞っていた様です。
コップに感情を注いでいる時に一筋の涙から、
ダーっっと小さな滝のように目から涙出ました。
タロットの解説を聞いた後の瞑想でも、
同じく涙でしたが、感謝の気持ちにも気づけ、
心の穏やかさにも気づけました。
一瞬一瞬を楽しんでいこうという光に気づけたのかな。
 朝起きたら、頭の中に考動と行動するという意欲
チャレンジしていこうという気持ち
がありました。
脳に隙間ができて、この感想も楽に書く事も出来ました
素敵な時間を過ごせたこと・参加者の皆さんと共有出来たこと
感謝 ありがとうございます。』Aさん

『わたしが引いたカードは悲しみのカード。
カオンさんの解説がカラダにじんわり浸透していくのがわかりました。
楽しい気分でいても
いつも胸の中心あたりに重い感覚があって、
まだまだたくさんの悲しみが詰まっているんだろうなと
思っていたから素直に聴き入れることができました。
 この日、友人を介して新しい出会いがあって、
世の中捨てたものじゃないなと気分が高揚していたせいか、
カードのオレンジ色の空が希望の光に見えて印象に残っています。
悲しみの涙がカップいっぱい溜まって飲み干せたら
明るい未来が待ってる…と希望に胸いっぱい
の夜でした。』Nさん

どうでしょうか?
みなさん雲が晴れた朝日のような感じで
目覚めているのが文章からわかります。

今までいろんなテーマで瞑想をしてきました。
もちろん基礎となる瞑想も。

そしてやっぱり瞑想は大切だなと
思います。

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