記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

映画を見た THE FIRST SLAM DUNK

ネタバレ注意です。

ジャンプでSLAMDUNKを読んでいたのは小~高校生のとき。単行本も買ってなんども読み返した。今回の映画で扱われていた山王戦はもちろん好きだけど、個人的には陵南戦が一番好き。湘北メンバーだけでなく、対戦相手の選手たちが魅力的でもある。

初めて読んだ時は年上だった彼ら。いつしか20以上も年下になっている。それでもかっこいいと思ってしまうのだから不思議だ。当時とは感じるものが違うんだと思う。今回の映画でもグッときて泣かされた。いや、ほんとよかった。

最初始まった時、「バスケしているの誰?」って思った。舞台は沖縄だし、沖縄出身のやつなんかいたかな?と登場人物を思いめぐらせたが分からない。

結局名前を呼んでいるので「ああ、宮城か~」と言うのが分かる。
この映画の主人公はまさかの宮城。

そしてオープニングが始まる。
もうこの時点でぞくぞくする。音楽ともあっている。湘北の5人のいかつい感じが出てくる。やがて対戦相手の山王工業がでてくる。

舞台は全国大会の山王戦。試合が始まる。桜木花道のアリウープで先制攻撃がはじまる。その後も顔面シュートがあり、三井の3点シュートがあり。

宮城の背景が描かれている。そしてそこにある葛藤や挫折。不良になった三井に絡まれるところ。飛び蹴りはしてなかった。

山王戦の後半はかなりやられるが花道と宮城の活躍、流川のパスで盛り返す。

宮城の兄が持っていた本と赤木が「原点」とした週刊バスケットが同じ最強山王のシリーズ。この辺は、原作見ないと分からないところ。

安西先生のガッツポーズにもヤザワ君のエピソードが欠かせないが、そこも割愛されていた。

原作知らないひとが見てどんな感想を持つのか分からないが、原作を知っている人、しかも何度も読んだ人なら、カッとされているシーンや台詞を勝手につないで見てしまう。

そして、そのたびごとに「グッ」くるシーンが山ほどある。

どこが最高かは分からない。
赤木が「ありがとよ」っていうところか
木暮が「がんばれ」と声を枯らして応援しているところか
三井の「あきらめの悪い男」
宮城の「ドリブルこそちびの生きる道」
流川の「死ぬ気でついてこい」
桜木の「どけぇ~、ミッチー」
とかいろいろある。

桜木と流川の最後のタッチは別格としてもその前の
沢北に再逆転されて、走り出して、流川のパスを受ける桜木の
「左手は添えるだけ」がまさかの口パク。
でもその台詞は原作を知っている人なら間違いなく聞こえている。
要所要所にもう感動シーンが山ほど。

魚住は出てこないし、晴子「好きです」というシーンもない。
あと個人的には安西先生の「聞こえんのか?あ?」と一瞬だけ
白髪鬼に戻る瞬間もなかった。角田もずっとベンチにいた。

ストーリー上いらないところは削っていたのだと思うがそのあたりも
勝手につないでみてました。「沢北じゃねえかどあほう」もほしかったけど仙道のエピソードはなかったから仕方ないかな。

原作にはなかった沢北の神社にお参りのシーン
「ぼくに足りない経験をください」
がまさかの敗北。それがあっての堂本監督の
「負けたことがあるというのがいつか財産になる」という名言につながる

そしてエンディング。まさかの宮城と沢北がアメリカで対決。
意外な終わり方だった。ずっとソータを追っていた宮城母がその死を受け入れていくストーリーでもあったな。

いやいや楽しませてもらった。原作読み直したくなった。
この勢いで陵南戦もやってほしい。仙道を見たい!

とりあえず書きたい放題書いた。楽しかった。

#おすすめ名作映画

この記事が参加している募集

おすすめ名作映画

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?